2016年02月13日

保育器

昨日に続いてミャンマーの話し。
私たちが視察に訪れた病院では“保育器”の不足が深刻でした。
日本の病院から寄贈された保育器は何年も使って傷みが進んでガムテープで補強している始末。
保育器に入れないで命を落とす赤ちゃんも少なくないとのことでした。
実際、保育器に入れずぐったりしている小さな赤ちゃんを目の当たりにして涙がこぼれたことを今でもはっきり覚えています。

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ミャンマーの病院視察からさかのぼること10年。
1990年はあの“ナイラ証言”の年でした。
証言は、「侵攻してきたイラク軍が保育器を強奪するために、中の赤ちゃんを放り出し多くのクウェートの子どもの命が奪われた」というものでした。
2年後に嘘が暴かれた時には、アメリカはなんであんなプロパガンダにだまされたんだろうと思いましたが、実際に保育器不足の深刻さを見た時、貧しい国では強奪も起こりうることを実感しました。

どこの国でも子どもは大切な宝もの。
あの国だって、ミサイルをぶっ放す金や核兵器を作る金で、子どもたちに保育器や食糧を買えばいいのに。
餓えてやせ細る子どもに、ぶくぶく太った指導者……。
なんだかなあ!!



posted by るしあん at 10:00| Comment(0) | 日記