2016年04月06日

僕はアンジェラA

ところで、僕、イベントに出演するようなタレント犬じゃないんだよ。
なのに、なんで「イベントに出ている」と言われていたと思う?
あとで調べてイベントの正体を知ったパパさんは唖然としてたなあ。
ママさんは「悪徳業者め! 絶対、許せない!」って激怒していたよ。

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僕のいたペット屋はキャバクラとグルになっていたんだ。
「私、わんちゃん大好きなんだ。ひとりじゃ寂しいし、わんちゃん飼いたいの。」
店外でキャバ嬢とデートしたいスケベ親父は
「じゃ週末、一緒に可愛い犬を探しに行く?」
「行く、行く! ○○町に新しいペット屋さんがオープンしたんだって。そこに連れてって!」
という具合。「」の中は、朱美ちゃんと細貝さん風に読んでね(話しは脱線するけどエレキテル連合、今、何してるんだろう?)。

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「わあ、この子、可愛い! この子がいいなあ! でも15万円もするんだあ。わんちゃんって結構いいお値段するんだね。」
「そうだね。でも大丈夫、僕が朱美ちゃんにプレゼントしてあげる。」
「きゃ、ホント! うれしい〜!」

「ねっ、細貝さん、すぐに連れて帰りたいんで、ケージとフードもおねだりしていい?」
「うん、いいよ。」
で、しめて16万円を払って、僕を連れて2人はペット屋をあとにするのでした。


「ね〜朱美ちゃん。念願のわんちゃんも来たし、そろそろイイだろ〜〜!」
「ダメよ〜、ダメ、ダメ。犬連れで入れるラブホなんてないんだから〜! ダメよ〜、ダメ、ダメ。」
と、まあ、この部分はパパさんの想像です。


その次の日、キャバ嬢に連れられ僕はまたあのペット屋に。
「ハイ、ご苦労さん!」
8万円で引き取られ、またガラスケースの中に戻るんだ。

どういうことだか解る?
スケベ親父からまきあげた16万円をペット屋とキャバ嬢が山分けしてるだけの話しなんだよ。
これが、僕が行ってたイベントの正体なのさ。
ペット屋にしてみれば一匹の犬で何度も金もうけができ、
キャバ嬢にしてみれば苦労して高価なブランド品を買ってもらいそれを質屋で換金するよりはずっと割がいいし、手っ取り早いし、一石二鳥なわけ。
あとでスケベ親父には
「大家さんにバレて怒られちゃったから、実家のお母さんに飼ってもらっているんだあ。
早く、実家に帰りたいなあ〜!」
なんて言っとけばバレないしね。


るしあんでパパさん、よくお客さんからこう言われるの。
「アンジェラちゃんは人懐こくて誰とでも大丈夫だし、どんなわんちゃんとも遊べるんですね!」


ハッハ、そりゃ、そうさ!
だって僕、イベントのおかげでたくさんのお姉さんとおじさんに可愛がってもらったんだもん!!!


人生いろいろって言うでしょ。
僕たち犬だって、人生(犬生!?)いろいろなんだから!!!!

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to be continued

posted by るしあん at 21:05| Comment(0) | 日記