2016年05月03日

レモンとピーチ

みなさんは“レモン”と“ピーチ”と聞くと何を思い浮かべますか?
うちの女房は間違いなく「酎ハイ」って答えるだろうなあ。

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実はこれ、経済用語。
「レモン市場」、「ピーチ市場」という言葉があるんです。
レモン市場とは、“商品の品質を売り手は知っているのに、買い手は知らない”状態のマーケットのことを言います。
皮が厚くて中身は美味しいかわからない、はたまた皮は綺麗なのに果肉は腐っているかもしれない、そんなレモンに例えてこう呼ぶのです。

そう、まさに“三菱自動車”がレモン市場なんです。
本当の燃費を知っているのは売り手だけ。買い手のユーザーは本当のことを知らずに購入してしまったのです。
過去には死亡事故が起きた欠陥のリコールを隠したことも、、、、
今回も燃費不正を指摘したのは日産自動車から。
三菱自動車の隠ぺい体質は企業文化なのかもしれませんね。

消費者を愚弄した商売は洋の東西を問わずあるようです。
実際、アメリカでは「レモン」と呼ばれる“外観は綺麗なのに中身がボロボロ”の中古車が多く取引されるので、余程、注意を払わないと酷い目に合うそうですよ。
まっ、でも、日本じゃ新車が「レモン」なんだから何を信じていいのやら……。

この「レモン市場」の恐いところは、買い手が売り手を信用しない市場では結果的に品質の悪いレモンばかりが出回ることになることなんです。
逆の見方をすれば、売り手が正直な商売をして買い手の信用を得れば売上が伸び、更なる品質向上が促進されて一層の売上に結びついていくのです。
薄い皮で中身の品質が買い手にも判り安心して購入できる、これが「ピーチ市場」なんです。

『商売は正直であれ』
商売の基本はピーチ。お客さまにウソをつかないことが大原則ということなんです。

食品偽装した会社はすべからく市場から退場していきました。
さてさて、三菱自動車はどうなることやら、、、、


(参考:毎日新聞「余禄」)


posted by るしあん at 20:00| Comment(0) | 日記