2016年05月14日

パナマ文書に思う


「強いお酒にはご注意を。
飲むと、徴税人に向かって発砲し、しかも的をはずすことになる。」
――ロバート・A・ハインライン――

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名言から書き出すと、なんか『クリミナル・マインド』のオープニングみたいですね。
私のような個人事業主は、確定申告の時期になると毎年、頭を悩まされ申告書類と格闘するものだから、ハインラインの気持ちがよくわかります。
ただ、ハインラインが冒頭の言葉を発したのは、彼が結局のところキチンと納税していたからに他なりません。
イヤイヤながらもまともに納税していればこそ、高い税金に腹もたつというものです。

南ドイツ新聞に「パナマ文書」がリークされ、世界の大物政治家や有名人がタックスヘイブン(租税回避地)を利用して大々的に税金逃れをしていたことが白日の下に晒されました。
腹が立つことに名を連ねる輩が、主導的な立場の政治家で、税金逃れは厳しく取り締まるぞと威張っていた連中だったことです。
あきれて話しにならん。ハインラインが生きていれば、銃を乱射したかもしれませんね。

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「税金を取りつつ人を喜ばすというのは、恋をしながら賢明であることと同様に、人間にとっては不可能なことだ。」
――エドモンド・バーク――


ちなみにエドモンド・バークはイギリスの国会議員だった人。
議員自身、税金を取れば嫌がられることはご存知だったようですね。


ところで、最近、毎日、耳にする「タックス・ヘイブン」という言葉。
勘違いされている方も少なくないようで、、、、
「ヘイブン」とは、havenと書き、回避地を意味しています。
似た単語にheavenがあるので、『税金天国』と思われがちですが、正しくはtax haven、『租税回避地』です。



しかし、このパナマ文書、あまりに金額のスケールが大きすぎてピンときません。
公用車で別荘通いをしたり、海外視察でここぞとばかり金を使ったり、政治資金で家族旅行に行くくらいの方が、みみっちくて、せこくて、姑息で、意地汚くて、なんとなく人間味があっていいですよね。
でも、東京都民の方は、自分の納めた血税を私的にいいように使われて、はらわたが煮えくり返っているんでしょうね。
オリンピック開催地の首長がこれじゃ、あまりに恥ずかしい、、、 世界に顔が向けられない(T_T)



posted by るしあん at 21:49| Comment(0) | 日記