2016年06月24日

男性型思考と女性型思考

消費税増税の延期をめぐって、テレビでは政治家やコメンテーターが様々な意見を述べています。

「リーマン・ショック級の事態にならない限り延期はしない」という約束は何だったのか。
今がリーマン・ショック級の事態なら、アベノミクスは失策だったのではないのか。
等々……
参院選が公示されたこともあり、議論はヒートアップしています。


リーマン・ショックが起きた当時、私は某金融機関の支店次長。
投資信託販売の支店責任者だったこともあって、リーマン・ブラザーズ破たんのニュースが飛び込んできた時は、文字通り“ショック”でした。
発端は米国の大量の住宅ローンの焦げ付き。
私自身も顧客に、米国のリートを組み込んだ商品を売っていたので、青ざめたのを覚えています。


あの頃、世界中にこんな疑問が駆け巡りました。
「リーマン・ブラザーズが、もし、“リーマン・シスターズ”だったら?」
世界的金融危機の引き金となった経営破たんは、果たして起こったのだろうか?


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作家の中島京子さんの分析がおもしろい。
毎日新聞「時代の風」コラムから引かせていただきます………

男女平等ランキングで世界1位のアイスランド。世界で最も女性が住みやすい国と言われています。
そのアイスランドにあって、リーマン・ショックの影響をもろにかぶって、国内3大銀行が巨額の負債を抱え、倒産の危機に陥ったのです。
男女平等が世界一進んでいるアイスランドですが、金融業界だけは男性優位が続いていたのです。
3つのメジャーバンクが虫の息であえぐ中、黒字を出し健全経営を守った銀行がありました。
その銀行は「オイズル・キャピタル」。経営者は女性でした。
創設者でもある2人の女性経営者が買うのは「分かるものだけ」。
リスクを取り、実体のないものを追いかけがちな男性とは違う論理で動いていたのです。

“リーマン・シスターズ”だったら?―――この疑問をどこの国より真剣に受け止めたアイスランド政府は、3大メジャー経営者を訴追し国営化、うち2つの銀行の最高経営責任者(CEO)を女性に代えたのです。

女性経営者は言います。
「大事なのは男と女は違うということなのだ。
どちらが偉いとか賢いとかいう話しではなくて、“別のやり方”を提示することができる。
それが重要なのだ。」

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う〜〜ん。日本のおじさま達には耳が痛いのでは!?

ちなみに、アイスランドでは企業の役員に「クオータ制」(人数を割り当てる制度)を導入しているので、40%は女性でなければならないとしているんですよ。

日本ではポジティブ・アクションとして政党に自発的クオータ制を求めているようですが、まだまだ遅れているようです。
企業も然り。
日本がアイスランドのような国になるのにはまだまだ時間がかかりそうですね。


折しも、我が国は参院選の真っ最中。
政治家のセンセがたには、「一億総活躍」とか「女性が輝く社会」などと耳に心地よい上っ面だけの言葉を並べるだけじゃなくて、“具体的な目標”“実現するための具体的な施策”“具体的な日程”を示してほしいもんだ!!!

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言わずもがなですが、るしあんでは、毎日、男性型思考と女性型思考がバチバチしのぎを削っています。
って言っても、勝つのはいつも女房ですが、、、、
ある意味、るしあんはアイスランドより進んでいるのかも(^v^)



posted by るしあん at 12:00| Comment(0) | 日記