2016年07月11日

性教育

前回の食育の続きで、今日は、アメリカの性教育について。
アメリカ人の友だちから教えてもらったアメリカの授業を紹介します。

アメリカでは性に関しては、日本よりはるかにオープン。
宗教の教えで中絶ができず、高校生の妊娠、出産、シングルマザーがとても多いのだそうです。
要因の1つが、育児を簡単に考えていることにあるのだそうです。

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話しはチョット脇に逸れますが、日本でも「チャイルド・マザー撲滅」キャンペーンというのがあったんですよ。
AC(公共広告機構)のCMで、「産んだだけでは、親になれません」というテロップと共に、不気味な映像と、こわ〜い声で「チャイルド・マザーが増えています」と訴えていました。
インパクトがありすぎて、チャイルド・ファザー編の後、たちまちお蔵入りしました。

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さて、アメリカの授業に話しを戻します。
避妊の大切さについて説いても生徒には馬耳東風。
そこで、育児の大変さを生徒に味合わせるプログラムがあるのだそうです。
シングル・マザーを簡単に考えていた生徒に育児の一端を経験させることによって、妊娠、出産による中途退学する生徒を減らす狙いです。

それは、すごく単純なことなんです。
小麦粉を5〜6s入れた袋を朝から夕方の下校時間まで抱かせるというもの。
つまり、生徒は赤ちゃんに見立てた袋を一日中抱きながら、授業を受けるのです。
赤ちゃんだから、もちろん、机の上に放置したり、床に置くことも許されません。
たった一日で生徒はヘトヘトになるそうです。
そうして、育児の大変さを身を持って知った生徒は、避妊を真剣に考え、その結果、退学者は激減しました。
当然、男子生徒もこのプログラムに参加しなければなりません。

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さて、日本で同じことができるでしょうか。
さしづめ、保護者や一部の教員から「生徒に対する虐待だ!」などという反対意見が出て、おそらく実現不可能でしょうね。


教育分野に限らず、どんな分野でも、目的達成のためには、柔軟な発想が不可欠です。
とは言っても、なかなかアイデアを出すのは難しい(;一_一)

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posted by るしあん at 23:00| Comment(0) | 日記