2016年08月03日

8月3日に想う


昔、近所の田んぼには土手に真っ赤な彼岸花が咲き誇り、それは見事な景観でした。
過ぎゆく夏を惜しみながら、友達と夕方になるまで川遊びを楽しんだものです。
あれから半世紀近く時が流れ、土地改良事業で綺麗に四角形に整備された田んぼには残念ながら彼岸花を見ることはなくなりました。
護岸工事された川にはドジョウや沢ガニもいなくなってしまいました。

higan01.jpg

日本に咲く彼岸花を遺伝調査をしたところ、すべての彼岸花はなんと中国の1株の球根から株分けされて広まったそうです。
大陸からの稲作伝来と共に彼岸花もやってきたのだとか。
彼岸花の有毒な鱗茎がモグラやネズミ除けになるので、稲作と一緒に彼岸花も普及したようです。

ところで、みなさん、この彼岸花の別名をご存知ですか?
我々の世代は山口百恵のおかげで“曼珠沙華”は有名ですが、もうひとつ素敵な名前があるんですよ。


彼岸花は咲く時に葉は既に落ち、葉が出る時には花はない。
花は葉を思い、葉は花を思う。

『相思華』

互いを想い合っているのに一緒になれない、、、
はかない恋の名前もいいですね。

悲恋の花名を知って、この花を見るとまた違った景色に映るかもしれません―――

higan02.jpg



posted by るしあん at 00:00| Comment(0) | 日記