2016年11月10日

法事に思う


昨日は臨時休業させていただき誠に申し訳ございませんでした。

昨日は私の亡弟の一七回忌。
もう17回目の冬がやってくるのかと思うと、時の過ぎるのは早いなあとしみじみ感じます。


弟はある難病に罹患し、長い闘病生活の末に命を落としました。
発症のメカニズムも解明されておらず治療法もない難病でしたが、今は新薬も出来て日常生活を普通に送れるようになりました。
あの頃は、東京大学病院で実験的に新しい治療が行われていて、知人を通じてその治療を受けさせてもらいました。
東大病院のご厚意により治験にかかる費用は病院の方で負担していただきました。
しかしながら、多くの方々の看護、応援もむなしく、結局、病気に打ち克つことはできませんでした。
それから十年ほど経ったころでしょうか、新薬が開発されたとのニュースを耳にしました。
「新薬の開発につながり弟も人様のお役に立てた」という思いや、「生きているうちにこの薬が間に合えばよかったのに」という思いが交錯して、なんとも複雑な気持ちになったことを覚えています。


houji.jpg


さて、先日のこと、、、

サラ・ミラをまるで自分の子どものように可愛がってくれるお客様がいらっしゃいます。
ふたりもその方のことが大好きで、週末に会えるのを、毎週、とても楽しみにしています。
その方と、法事の話題から、亡弟の病気の話しになったのです。

「マスターの話しに私、鳥肌が立っています」と、心なしか顔も少しこわばっているご様子。

なんと、その方も弟と同じ難病だったのです。
新薬のおかげで、毎日をすこやかに過ごしているのだそうです。



一七回忌を3日後に控えたその日、心から「弟の死も決して無駄ではなかった」と思えたのです。

その方とサラ・ミラが楽しそうに笑っている姿は、、、、そう、、、、
まるで、天国から弟が孫たちを可愛がってくれているようです。



posted by るしあん at 20:54| Comment(0) | 日記