2017年09月06日

苦み(のつづき)


昨日の続きで「苦み」の話しを……

苦み物質の多くは植物によって生み出されています。

植物は自身を病気や捕食者から守るための毒素として苦みを進化させてきました。


最新のヒトの分子生物的な解析では、甘み(糖)やうまみ(アミノ酸)を感じる受容体は2〜3種類程度あるといわれています。

それに対して苦みの受容体は26種類あることがわかっているそうです。

これは、我々が猿の時代から、植物を食べて生き抜いてきたとてつもなく長い時間の中で、身に付けたセンサーです。

遠い祖先たちがグレートジャーニーであらゆる土地のいろいろな植物を口にして、植物の苦み=毒を飼いならし、コントロールし、食品や、薬までも発見した歴史でもあります。

あかちゃんが、苦いものを口に入れた時、反射的に吐き出す行為は、ヒトの長い歴史の中で培った本能なのでしょうね。



農業の神様『神農』。

伝説では、神農は無数の植物を舐めることで判別し、その利用法を人々に伝達したそうです。

そして、一日の終わりには、身体に溜まった植物の毒素を、お茶で解毒しました。

これが“喫茶”の習慣の始まりとされています。

百姓の神様と、喫茶店の神様が同じなんて、なんか、おもしろいですよね!

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お茶は、その苦みが心地よい休息の時間をあたえてくれます。

いつも時間に追われ忙しい貴方、たまにはゆったりお茶でもいかがですか?

るしあんのドアは、貴方のために、いつでも開いていますよ!!!


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〈参考:機関紙LUPICIA〉


posted by るしあん at 02:56| Comment(0) | 日記