2017年10月23日

泰山鳴動して鼠一匹


大騒ぎした衆議院議員選挙も終わってみれば自民党の圧勝で解散前とあまり変わらない情勢。
“大義なき解散”と言われながら強行した今回の選挙に一体いくらの税金が使われたのだろう?
もったいないなあ。

これで国民の信を得たとモリカケ問題も無かったことにしちゃうんだろうなあ。


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選挙期間中は、「アベノミクス」を自画自賛していた安倍首相。
「就業者数185万人増加、正社員の有効求人倍率1倍を作りだしました!!」と実績を街頭演説で絶叫していました。
“こんな人たち”じゃない観衆は大きな拍手を送っていました。

でも、このデータ、ちゃんと確認してみると、、、、

今年6月の有効求人倍率は1.01倍。
リーマンショック後はわずか0.25倍だったことを思えば確かにすごいと思いますが、ホントなの?
“労働の質”に着目してみると、今とリーマン当時では労働力人口はほとんど同じなのに、正規雇用は43万人減少しています。
そして、非正規労働者は207万人増えています。
もうひとつ。職業別有効求人倍率を見ると「建設・採掘」は3.38倍なのに「事務的職業」は0.34倍しかなく、人手不足のガテン系の職種が求人倍率を押し上げています。
「正社員」の求人を県別に見ればトップの東京は1.23倍、最下位の沖縄は0.38倍で、全国平均0.86倍を半数超の27道府県が下回っている実態があります。

GDP(国内総生産)についても「三本の矢で、‘名目GDP’が50兆円増え過去最高の543兆円になった」と訴えていました。
これも実は、物価上昇分を名目から差し引いた‘実質GDP’はリーマン前の水準以下。
円安になっても輸出が伸びないせいで、下請け、孫請けは景気が良くなった実感はまるでありません。

そう、政権が示すデータは、都合の悪い事実には触れていなかったんです。
実際、私たち地方の人間は「賃金が停滞して、相変わらず“格差”は解消されていない」ことを肌で感じているんです。


野党の演説はというと、具体的な数値で反論することなく、耳触りのいい公約と単なる政権の悪口ばかり。
政策論争になっていないのはホント残念でした。

束の間の希望を抱かせたけどそれも公示までには舌禍と内輪揉めで“絶望の党”に変わっちゃったし。
“言うだけ番長”の口車に乗せられ、節操無くホイホイ勝ち馬に乗り換えたつもりがとんでもない駄馬だったことに焦った立候補者は、結局は皆さん、“自分ファースト”の人だっただけのこと。
自業自得というべきか、お気の毒さまというべきか……
こんなんじゃ、まともな政策論争なんてできっこないわなあ。

逆に、排除された方は“判官贔屓”で野党第一党だもん。
ホント、政治の世界は一寸先は闇だとつくづく思います。




かく言う私の投票行動はどうだったかというと、政治には安定を望んでいるけど、好き放題の宰相にはウンザリってとこ。


さてさて、これから政治はどうなっていくのやら。
私たち国民は、繕われた表面に惑わされることなく真実を見抜く目を持たなければなりませんね!



それにしても、、、、

世のオヤジ達は「“不倫”には寛容で、“ハゲ”には敏感」に反応したようで……


posted by るしあん at 22:37| Comment(0) | 日記