2018年02月28日

3月の営業のご案内


厳しい寒さも緩み、日に日に春めいてきました。

花粉症の方にはつらいシーズンがやってきますが、愛犬と外に出かけるのには気持のよい季節です。

さて、3月のるしあんの営業案内です。

21日(春分の日)は第3水曜日ですが、祝日なので営業いたします。

23日(金)が振替休業日になります。

みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。


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posted by るしあん at 01:06| Comment(0) | 日記

2018年02月27日

「美味しい!」が原動力


では、国の減反政策が廃止されれば、重要と供給のバランスが改善されるかといえば、事はそう簡単にはいかないと思います。

なぜなら、私たちブランド米生産農家にすると価格の安いコメにすぐに転換することはできません。


また、飼料米農家は補助金があるので作っているのですが、その補助金は、反あたり何円という形でもらえます。
なので、最大のメリットは“収入が安定”することにあります。
しかし、業務用米は、今は飼料米の10倍ほどの値が付いていても、豊作不作に応じて価格が変動してしまいます。
「不安定な収入より、一定の金額がきちんともらえる」補助金の方が魅力的なのです。


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そして、最大の問題は、各農家は業務用米の販路を持っていないことにあります。
たとえば私が、コシヒカリをやめて業務用米を作ったとします。
それを、「吉野家」に直接、持ち込んだって買ってはくれません。
地元JAはコシヒカリ以外は引き受けてはくれません。

そう! 作ったって“売り先”も“売り方”もわからないんです。
だから、不足している業務用米に需要が見込まれたって、おっかなくて作りようがないんです!!


こんな状況なので、JA全中が中心となって、「全国農業再生推進会議」が発足しました。
ねらいは、コメ農家と中食・外食業者を仲介して、“需要に合った生産”を促すことです。
これには、外食業界団体や畜産団体も参加しています。

今後は、JAでも業務用米を引き受けてくれるようになるでしょう。


今年以降、国の関与がなくなれば、生産者団体や生産者自身がキチンとコメの需要を把握していくことが必要になります。
マーケット分析力の向上に連れ、需要と供給のバランスが改善されていくだろうと期待されています、、、、


でも、、、、
事はそう簡単には進まないだろうなあ!?
冒頭、ブランド米生産農家が、価格が安い業務用米に変えるのは難しいと書きました。
しかし、それは“価格”だけが理由ではありません。

私たちは「美味しいお米」を作りたいのです。
自分の作ったお米が「美味しい!」って言ってもらえるのが何よりうれしいのです。
食べてくれた人の笑顔を見れば、米作りの苦労が報われる―――

この「生産者のマインド」が置き去りにされてしまえば、「全国農業再生推進会議」が発足しても農業に明るい未来はないと思います。


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私は、自分で作ったお米をるしあんで提供でき、お客様のよろこぶ顔を直接見ることができるのだから幸せです。

孫たちが「じいじとばあばの作るお米は美味しいネ!」と言ってくれるので、百姓を頑張れるのです。


そして、るしあんというお米の販路も持っているのですから、「美味しいコメを作るゾ!」ということに専念できることも、ホント幸せです!!




posted by るしあん at 12:57| Comment(0) | 日記

2018年02月26日

コンビニおにぎりが小さくなる!?



昨日の続きで、今日も減反政策について。
今日は、国の生産調整政策の結果、コンビニおにぎりが小さくなる、という話しです。


私は減反政策の弊害の最も大きなものは、需要と供給のバランスを崩してしまったことだと思います。

以前このブログでも飼料米(家畜飼料などに利用する低級な米)について書いたことがあります。
政府は、減反・離農による耕作放棄地の水田活用のために飼料米生産農家に手厚い補助金を出してきました。
その結果、多くの農家が補助金収入を目的に飼料米を作るようになりました。
かたや、うちのように主食用米を生産する農家は、販売単価の高いブランド米を作るようになったのです。
土地柄、この周辺の農家はほとんどが「コシヒカリ」です。
こうして、供給側は、飼料米とブランド米に二極化しているのが現状です。

一方、需要側に目を向けてみると、飼料米とブランド米に二極化したためにその中間に位置する業務用米が不足しています。
業務用米は、コメ需要の3分の1を占める中食・外食向けに適した低価格のコメのことです。
これは、例えば、牛丼チェーンやコンビニ弁当に求められる品種となります。
コシヒカリなどのブランド米はそれ自体美味しい米なのですが、牛丼などでは粘りが逆に邪魔になってツユが沁み込んでいきません。
牛丼などには、タレ通しのよいやや硬い米の方が適しているんです。
回転寿司チェーンでは、ササニシキのような粘りが少なくふっくらした米。
コンビニおにぎりには、粘りと歯ごたえが求められるのです。


こうしてみると、需要と供給にミスマッチが起きていることがおわかりいただけると思います。
このまま進むと、米の消費量が減っているのに、業務用米がどんどん足りなくなってしまうといういびつな状態となり、牛丼やコンビニ弁当が値上がりしたり、定食屋のおかわり自由がなくなってしまうということになってしまいます。

もしかしたら、コンビニおにぎりが小さくなることだってあるかも!?


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※明日につづく



posted by るしあん at 13:02| Comment(0) | 日記