2018年03月17日

ちはやふる


昨夜はテレビで映画『ちはやふる』が放映されて、孫たちは2週に亘って楽しんで観ていました。


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そういえば、先日のお客様、ご出身は名古屋だそうで、、、、
中学校の時、授業で百人一首を暗記しなければならなかったそうです。
無理やり覚えたので、嫌な思い出しかなく、とてもカルタをするまでには至らなかったとのこと。
群馬に嫁いで来て、子どもが小学校にあがり、『上毛カルタ』を楽しんでやっているのを見て、とてもうらやましかったそうです。
子どもたちのために詠み札を読むうちに、ご自身も群馬の偉人や観光地、文化などを勉強できたと喜んでいました。


そう、私たち群馬県人は『上毛カルタ』という郷土カルタがあって、幼少の頃より慣れ親しんでいるのです。
サラたちは保育園の時からやっているので、今、私でも勝てません。

もちろん、保育園児に詠み札の意味は理解できるわけではありません。
そこにはゲーム性があって、“遊び”として覚えているんです。
意味を理解するのはもう少し学年が上がってからなのでしょうが、郷土を知り、郷土を愛するという意味では、非常に優れた教材といえるでしょう。

また、群馬住みます芸人のアンカンミンカンや、群馬出身の落語家、立川談四楼師匠などは、地元ウケするネタで、上手に上毛カルタを使っています。
郷土愛あればこそのネタ、マクラなのでしょうね。


前出のお客さまも「最初にゲーム感覚で、百人一首にふれられれば苦い思い出にならずにすんだかも」なんておっしゃってましたが、その通りなのでしょうね。


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では、逆に郷土カルタがどっぷり身に付いている私たち群馬県人は、どのように百人一首に親しめばいいのでしょう!?
受験勉強のように無理やり丸暗記しようとすれば、逆効果。
古典嫌いの人は、ますます古典が嫌いになってしまうかもしれません。


さっ、そんな時の、私のおススメは、、、、
やっぱり、落語です。
是非、落語の『ちはやふる』を聴いてください。
あまりのバカバカしさに、古典が好きになると思いますよ!
受験生のみなさんも“頭やすめ”にどうぞ!


先日、ネットで調べたら、YouTubeに三遊亭小遊三師匠の噺しでアップされていました。
おもしろかったデス!!!


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posted by るしあん at 20:49| Comment(0) | 日記

2018年03月16日

争臣


今日も朝刊で受験の時覚えた懐かしい言葉を見つけたので、毎日新聞『余禄』から引かせていただきます。

『天子、争臣七人あらば無道といえども天下を失わず』

これは、趙弘智の言葉で、吉田松陰が私塾「松下村塾」で塾生に説いたと言われています。
吉田松陰といえば、後の明治維新で重要な働きをする多くの若者に思想的影響を与えました。
この意味は、

「遠慮せず自分の信じるところを述べて、天子と論争する家来が七人いれば、政治が一時的に道理にはずれた状態になっても、国家を失うことはない。」

といったところでしょうか。
明治維新を為し新しい政治システムを作った松下村塾で学んだ若者がこうした気概を持って政治に臨んでいたのは頼もしいかぎりです。



さて、アメリカに目を向けて見ると、トランプ大統領は、昨日はティラーソン国務長官、今日はマクマスター大統領補佐官までを電撃的に解任してしまいました。
「考え方が違うから」という理由だけで、これまで一体、何人の要職に「You’re fired !」(お前はクビだ)と言ってきたのでしょう。
大切な“争臣”を切り捨て、周りをイエスマンで固めてしまって大丈夫なんだろうか、と思ってしまいます。
誰が、大統領を戒め、暴走を止めてくれるのでしょう、、、、

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北も然り。
将軍様に御注進でもしようものなら、文字通り、首をはねらてしまいます。
とても、争臣がいるとは思えない国です。


そんな二人が会談を持つという、、、、
互いに、独走・暴走しないといいのだけれど。

われら東アジアの未来がこの二人によって決まるなんて、なんて恐ろしい……

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他に目を向ければ、中国も“個人崇拝”の国になってしまいました。
もっとも、元々、一党独裁国家で、言論統制されてしまう国だから、“習王国”になってもこれまでとあまり変わらないのかなあ。

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我が日本も、一強多弱の政治が続き、政府のやりたい放題。
政権与党にも争臣はいないようで、国会の質問は、首相を持ち上げたり、かばったり、、、、
公文書改ざんもきっと“官僚が勝手にやったこと”で責任転嫁して、幕引きなんだろうなあ。


昨日は、前川元文部次官が名古屋の公立中学校で講演した件で、文科省が学校に対し15項目に対する回答を求め、さらに録音データの提出を求めたという。
そもそも国は学習指導要領の制定などの教育行政を司り、学校現場の監督は教育委員会が行うものだったんじゃなかったっけ。



国家権力が教育現場に圧力をかけてくるなんて、、、、
戦前じゃあるまいに、、、、

なんか、すご〜〜く、いや〜〜な感じを持つのは、私だけ?



posted by るしあん at 20:59| Comment(0) | 日記

2018年03月14日

酔っ払いオヤジ、焼鳥屋でラオスを思う


昔、まだ私が若かったころの話。
東南アジアが好きで、何度も訪れていました。
ラオスとベトナムには行ったことがなくて、いつか行きたいとずっと思っていました(未だその夢は叶っていません)。


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ミャンマーに医療ボランティアで訪れた時のこと。
偶然にも私たちのお世話をしてくれたユニセフの方が、直前までラオス事務所で働いていた方でした。
「ラオスってどんな国?」
私が訊くことに丁寧に教えてくれました。

「私がいた街では鳥が飛んでいなかったんですよ。
スズメやインコはどこにもいそうな気がしますが、貧困のために野鳥を焼鳥にして食べちゃうんです。
ヤンゴンの事務所に転勤になって、まず空を見たんです。スズメが元気にたくさん飛んでいたんで安心しました。(笑)」

ラオスはいつもベトナムを兄貴分のように、その後ろを追随してきました。
戦争を経て社会主義になったベトナムに遅れること4カ月、ラオスにも社会主義政権が誕生。
ドイモイと呼ばれるベトナムの市場開放政策の時にも、ほどなくラオスも市場開放政策を実施しました。
しかし、産業、インフラ、教育など、すべての面で近代化に成功したベトナムに対して、ラオスは相変わらず貧しい――

というのが、私がミャンマーにいた頃の話しです。

なぜ、成長に転換したベトナムに対して、ラオスは“野鳥を食べて”いたのでしょう?
実は、ラオスもベトナムもフランスの植民地だったのですが、フランスはラオスをイギリス植民地の緩衝地帯と位置付け、資本をベトナムに集中しました。
その影響で、ラオスは教育が遅れ識字率が低下。

ベトナム戦争の時は、武器・弾薬・兵士を運ぶホーチミンルートがラオスに作られていました。
そのため、戦争当事国でもないのに、アメリカ軍から爆撃の雨を浴びたのです。
その結果、いたる所で不発弾が残されました。
ラオスではいつ不発弾が爆発するかわからないので道路の舗装すら命がけ。

これが、ラオスが経済発展から遅れてしまった理由です。


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さて、先日のこと。
二十年ぶりくらいになるのか、、、、 ユニセフの彼女から手紙が届きました。
今また、ラオスの事務所にいらっしゃるとのこと。
私とのやりとりを覚えていてくれて、ラオスの成長ぶりが書いてありました。
現在、ラオスは内陸で山、川が多いことを利用して、水力発電を中心に発展を遂げているとのこと。
国内電力は安価な水力発電で賄え、余った電力はタイ、中国に輸出。
不発弾処理が進み、旧ホーチミンルートは、周辺5国をつなぐハブの役目を担い、インドシナ広域経済圏の発展の中心となっています。
「ワット・シエントーン」などで有名な「ルアンプラバン」にはたくさんの外国人観光客が訪れているそうです。
そして、“空にはたくさんのスズメが飛んでいます”とのことでした。


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実は、ミャンマーで彼女の話しを聞いてからというもの旅行先では、まず空を眺めて鳥が飛んでいるかを見てしまうクセが付いてしまいました。

ドッグランには毎日、スズメなどの野鳥がたくさん遊びに来ます。
これって、すごく幸せなことなんだなあ。



焼鳥屋で美味しい酒を呑みながらラオスに思いを馳せる。
焼鳥を頬張りながら空飛ぶ鳥に幸せを思う。

酔っ払いならではの不条理な思考だなあ〜。



頭の中は、ラオスではなく、カオス――


おあとがよろしいようで!!!




posted by るしあん at 20:04| Comment(0) | 日記