2018年03月03日

統計


先日の毎日新聞コラム「余禄」で、吉田茂元首相のエピソードが紹介されていました。

落語のような“オチ”が付いていて、思わず笑ってしまいました。

人の上に立つ人は、なんともユーモアがあり人を惹きつける魅力があるものだと感心してしまいました。




敗戦の翌春のこと、GHQを、吉田茂外務大臣(当時はまだ総理大臣になる前)が訪れた。

そこで、マッカーサーが吉田をつかまえて、こうなじった。

「冬は数百万人の餓死者が出ると言って援助を求めてきたのに、そんなひどくなかったではないか!
日本の統計はデタラメだ!」

吉田は平然とやり返した。

「当たり前です! 統計が正確ならあんなバカげた戦争はしていない!
統計どおりいけば、こっちの勝ちいくさだ!」



このやりとりがあって、マッカーサーと吉田の信頼関係ができたのだとか。

占領軍司令官に対して怖気(おじけ)づくことなく、気の効いたジョークでやり返す肝のすわったところが吉田茂という人の魅力なのでしょう。


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さてさて、あれから72年。
今も役所の統計はどうも信用ならないもののようで、、、、
厚労省のデタラメな統計が露見して、とうとう関連法案から裁量労働制に関する項目が除かれることになりました。



死人まで出してようやく働き方を見直そうという時に、、、、

私もかつてブラックな企業でクソ上司にパワハラを受けていた者のひとりとしてこの法案には少なからず注目していたのですが。

働き方改革の諸課題は一体どうなるのでしょう!?


なんともまあ、お粗末な目玉法案だこと!




posted by るしあん at 21:34| Comment(0) | 日記