2018年12月16日

覇座


今年の流行語大賞は「そだねー」。
そして漢字は「災」。
こうして見ると、その年の世相を表す言葉はやっぱり明るい言葉の方がいいですよね。

かく言う私も今年一年を漢字一字で表わすなら同じく「災」になるのかなあ。
脊柱管狭窄症による腰の激痛、歩行困難、よろけて肋骨骨折。
開墾した耕作放棄地は隣の田んぼがとんでもないクレーマーで、たった一回米を作っただけで泣く泣く放棄。
私にとって受難の一年でした (T_T)
あ〜あ。

来年こそはいい年にしたいなあ!!



ところでお隣の中国。
中国には流行語大賞なるものはないようですが、連日メディアをにぎわした言葉があるそうです。
それが標題の『覇座(はざ)』。
覇座とは、他人の座席に座って譲らない乗客のことを差す言葉だそうです。
高速鉄道の指定席に勝手に座って、車掌の注意にも大声でぶち切れて「私の方が先に座った」とダダをこねる始末。
本来の指定券を持つ乗客はただ立ち尽くす、、、、
この一連の騒動の動画がSNSにアップされてネットが炎上騒ぎになりました。



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(中国のニュースサイト転載)



折しも、外国のホテルで泣き叫ぶ中国人観光客のモラルが国際問題にまで発展。
重慶市ではおばさんが運転手に暴力を振るいバスが長江に転落してしまい15名もの犠牲者が出ました。

さすがにこうもモラルや常識の欠如が問われる事件が相次ぐと中国政府としてもどうにかしなければと思ったようで……




さて、ここで問題。
中国政府が国民のモラル向上のために行ったこととは何でしょう?




答えは、なんと「AI(人工知能)を駆使した社会信用システムの構築」だそうです。
アリババが創設した「信用スコア」による「顧客の格付けシステム」を“国民管理”に応用するんですって。

能力や善行によって加点され、反社会行為をすれば減点。
ネットで他人を批判したり集団で抗議行動をした場合なども減点(!)
格付け上位なら、商取引の金利優遇や、進学や就職の際にも優遇されるというんだからすごいもんです。
当局は「これでモラル向上につながる」と主張しています。

当然、点数が低ければ社会からつまはじきにされるわけで、、、、
欧米の人権団体から「究極の管理社会になる」と批判が出るのは当たり前のことです。



さてさて、一体どこのだれが国家に「格付け」などされたいものか <(`^´)>

モラルの向上に必要なもの、それはまず『教育』でしょ!!!


“覇座”が死語になるのは一体いつになることやら……




posted by るしあん at 20:37| Comment(0) | 日記