2019年05月19日

貿易戦争と月面戦争


米中の貿易摩擦がいよいよエキサイトしてきました。
アメリカの“中国の知的財産権侵害に対する報復”に端を発した関税合戦。
とうとうファーウェイを米国市場から締め出し、中国の報道官は「もはや貿易摩擦ではなく貿易戦争だ」と怒り心頭で会見を開いていました。


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トランプ大統領は自分のことを“タリフマン”と称し鼻息が荒いようですが、かつてアメリカではタリフマン(スムート・ホーリー関税法)によって経済が疲弊し世界恐慌を引き起こし、それが第2次世界大戦へと繋がっていったことを忘れたのでしょうか。
このまま中国がアメリカの挑発に乗って、報復関税を拡大していけば世界経済の受ける影響は図り知れません。

大戦前の暗い時代にヒタヒタと進んでいるようで不気味でなりません。
アメリカを始め、多くの国が多様性に対して不寛容になってきています。
世界最大の多民族・多宗教・多言語のインドさえ、ヒンズー至上主義派が台頭し、批判的なジャーナリストを暗殺するという排他的なテロ事件が起きています。

せめて、私たち日本人は“他者の異なる価値観を受け入れる寛容さ”を持ち続けなければならないと思います。


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さて、ここで、貴方にひとつ問題です。

問) “猿”・“パンダ”・“バナナ”、この中で関係のあるものを2つ選べ。


実は、この答え、中国人や日本人の多くは、「猿とバナナ」を選び、アメリカ人の多くは「猿とパンダ」を選ぶそうです。
これは、そもそも文化の違いであり、「猿はバナナを食べる」という「両者の関係性を重視する」アジア、「猿とパンダは動物だ」という「分類を重視する」欧米の考え方の違いだそうです。
小学校低学年のサラ、ミラに訊いても、ふたりとも「猿とバナナ」を選び、「だって、お猿さんはバナナが好きだもん」と答えていました。



グローバリズムの大切さが言われて久しいですが、中高生の国際交流プログラムでは、まず最初に「真の国際交流はお互いの価値観の違いを理解することから始まる」と教えられます。
まさにその通りで、相手のことを知ろうとしなくては相互理解は生まれません。


さてさて、アメリカのボス猿はアジアの文化を理解しようとしているだろうか。
考え方の違う他国に、自分の考え方を押し付けるやり方がいつまで続くのだろう。
自国第一主義がもたらした不寛容は、この先の国際貿易をどのように変えていってしまうのだろう?



そういえば、今度はトランプさん、月に再び人を立たせるそうです。
その名は「アルテミス計画」。アポロの双子の姉妹の名を冠しました。
“月の女神”と言われています。

中国が月の裏側に着陸成功させた無人探査機は「嫦娥(じょうが)」。
こちらは中国版“月の女神”だそうです。

まさか、トランプさん、対抗意識に火が付いて、今度は月面で戦おうってか!!




ちなみに、“月の女神”は見目麗しい絶世の美女ですが、いったんブチ切れるとそれはそれは恐ろしいのだとか、、、、

どうか、世界のマーケットが女神さまの逆鱗に触れませんように!!



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posted by るしあん at 23:30| Comment(0) | 日記