2019年05月20日

単純化に潜む罠@


今朝、テレビを点けるとワイドショーで、先日の池袋暴走の母子死亡事故の運転手が退院する様子が映し出されていました。
その映像を観て愕然としました。
そこには、両手に杖を突きヨロヨロ歩くヨボヨボのじいさんの姿がありました。
「えっ、こんなじいさんがホントに運転したの!? 妻子を殺された旦那さんの無念はいかばかりだろう。」


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先日のブログで高齢ドライバーを持つ家族の苦悩について書きましたが、このような悲惨な事故を見るにつけ、運転免許の年齢上限を設けてもいいんじゃないかと思います。
18歳にならないと取れないという下限があるなら、75歳以上の後期高齢者は免許を持てないという上限も必要なのでは!?

とはいえ、ご近所の田畑を眺めると、農業をしているのはおじいちゃんばっかで、軽トラやトラクターがなければ仕事にならないし、、、
田舎に行けば車が唯一の足なので、それを奪われれば買い物難民・医療難民と化してしまうし、、、
そう単純な話しではないのでしょうね。




“単純”といえば、今日の本題なのですが、新聞でこんな記事を見つけました。

それによると、アクセルとブレーキの踏み間違いによる暴走事故は、圧倒的にオートマチック車が普及している日本とアメリカに多いそうです。
世界の国々の同事故の発生率を分析してみると、どうも、オートマチック車の普及率に比例しているらしいということです。

実際、日米以外のマニュアル車ばかりの国や地域では踏み間違い事故はあまり起きていないそうです。



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自動車メーカーの或るエンジニアのコメントです。
「自動車は機械の大きさや複雑さの割に、“運転が簡単すぎる”のが間違いなんです。
自動車への驚異・脅威が無さすぎる!」

確かに、便利に使っているが、普段、
「1トンもある鉄の塊を右足一本で、時速4、50キロのスピードで走らせている」驚異なんて考えていないし、
「2b×5bの鉄の箱を猛スピードで子ども達の列に突っ込ませる」脅威もあまり意識しないでハンドルを握っています。



単純になればなるほど、その便利さに慣れ過ぎてしまい、思わぬかたちで“報復”されることを胆に銘じなければならないのでしょうね。



posted by るしあん at 21:21| Comment(0) | 日記