2019年06月22日

すべての○○の母


獅子の尾をもてあそぶな。我々との戦いはすべての戦争の母になる―――

イランのロウハニ大統領がトランプ政権に警告したのは、ちょうど1年前のことでした。
このセリフ、実はイラクのフセイン大統領が湾岸戦争の時に使ったもので、ロウハニ大統領は敢えて同じ表現でトランプ政権を強く威嚇したようです。

この言い回しには伏線があって、湾岸戦争のあと、米軍は「すべての爆弾の母」という大型爆弾を開発してアフガニスタンに使ったとされています。
イスラム圏をコケにした米軍のしょうもないネーミングです。

ところが、今度はロシアが米軍に対抗してさらに破壊力のある大型爆弾を開発しました。
その名は「すべての爆弾の父」!

まるでタチの悪い冗談の応酬かと思えてきます。



こんな流れの中で、ロウハニ大統領は冒頭のセリフを用いたわけです。

あれから、ちょうど1年。
にわかに中東がキナ臭くなってきました。
ホルムズ海峡での日本のタンカー襲撃に端を発して、先日はイラン軍が米軍無人偵察機を爆撃。
米軍は報復攻撃のため戦闘機を離陸させました。
イランの軍事施設に対しミサイル攻撃のボタンを押すわずか10分前で作戦は中止。
「イラン人の被害想定は150人。無人機1機に対して150人の命は釣り合わない」(トランプ大統領のツイッター)という理由からだったそうです。

あのまま攻撃がなされていれば戦争に突入したかもしれません。
まさに間一髪、獅子の尾を踏む直前に踏みとどまったって感じです。



rouhani01.jpg




今は湾岸戦争時とは大きく違います。
アベ内閣が憲法解釈の変更を閣議決定してから丸5年、集団的自衛権のもと自衛隊は戦地に赴かなくてならないのです。

戦争になって泣くのは自衛隊員の母。
母に戦争という言葉は似合いません。

今、世界に必要なもの、、、

それは、「すべての平和の母」!!!





posted by るしあん at 21:45| Comment(0) | 日記