2019年07月10日

今日はちょっとシリアスに、、、


トランプさんのハッタリ、暴言にはだいぶ慣れてきた私ですが、さすがに「米大統領が日米安保条約破棄を示唆」という報道にはギョッとさせられました。
なにせ、同盟政策の枝葉の話しではなく、根幹を否定したのですから。
トランプ慣れしている専門家はワイドショーで笑っていましたが、ふつうの日本人ならハッとする内容です。

今を生きる私たちは日米安保条約はあって当たり前で、「万一、日米安保条約が無かったら」なんて考えたことないですもんね。


トランプさんの不満は「イザという時、アメリカは日本を守るが、逆はない。一方的で不公平」というもので、これがブルームバーグ通信の「大統領が日米安保条約破棄を示唆」報道につながったようです。


anpohaki.jpg



しかし、本当に、日米安保条約は一方的なものなのでしょうか。
アメリカはヨーロッパではNATO、アジアでは日米安保によって世界をカバーする軍事力を保持しています。
そのことがドルの信用を支え、資本がアメリカに流れ込んでいます。
いわば、NATOと日米安保がアメリカの豊かさを保障しているんです。
日米安保条約を破棄すれば困るのはアメリカ自身ということになります。




さて、本当に日米安保条約が無くなったらどうなるでしょう。
日本は中国、ロシア、北朝鮮という核保有国に囲まれた国です。
中国に擦りよるムンさんはアメリカの楔が無くなればこれまで以上に北朝鮮に寄り添い、中国の核の傘に入るか、あるいは核を持った半島統一国家が誕生するかもしれません。
その被害者根性から、“フッ化水素の仕返しは核をお見舞いしてやろう”なんて輩も出てくるかも、、、
日本は日米安保が破棄されれば事実上の大軍縮であり、到底、これまで通りの善隣外交で生き延びることは難しくなるのは火を見るより明らかです。
「日米安保なんて無くったって、日本の平和は変わらないよ」なんてことは、紛争やテロから遠く、アメリカの傘の下、安全無害な島国で、のほほ〜んと戦後の平和を享受してきた者の幻想。
国際社会では、道義より軍事力がモノを言う、、、



それじゃあ自主防衛か!?
その場合は、今の防衛費5兆円が3倍の15兆円を超えるとの試算があります。
その財源を賄うため、私たち国民はもしかしたら30%の消費税を払うことになるかもしれません。

それじゃ核武装だ!?
唯一の被爆国として戦後74年、まがりなりにも核不拡散の旗を振り続けてきた平和国家が核を持つなんてこと、当然、世界から受け入れてもらえるなんて絶対にありません。
そもそも小さな島国で核実験できる場所すら無いのだから、核を持とうなんて絶対無理。

いっそのこと中国の傘の下に入れてもらえば!?
台湾や香港のように、いじめられるんだよ。
言論の自由が無くなっていいの? プーさんの映画観て笑ったら罪人として引き渡されるかもしれないんだよ。
そんなこと、絶対、嫌でしょ。

じゃあ、やっぱ、トランプさんに媚売って、
「アメリカ様のいうことはなんでも従いますので、どうぞ、このまま安保はお続けくださいまし!」
土下座のひとつもしようか!?




さあ、私の思い描く日米安保条約破棄後の姿、あなたはどうお感じになりましたか?
絵空事? 落語? かわぐちかいじの漫画? あるいは近未来?



私は残念ながらSNSは全然わからないし、昔覚えた英語も今は全くダメ!
そんな私がトランプさんに投稿するとしたならば……

貴方にあおられ、あわてふためき、情けなくアメリカにしがみつく日本ではありませんよーーだ!
うちのアベちゃんはトランプくんのポチではないんです。
日米安保条約の恩恵はアメリカにとっても大きく、破棄なんてありえないでしょ。
私たち日本は、アメリカに敗れたとはいえ、戦後74年、平和をかたくなに守り、経済大国として再生した国ですよ。
平和国家としての調整力だってちゃんと持っているんです。
貴方には、日米同盟を世界平和に活用するという発想はないのかい?





(参考:毎日新聞「風知草」)



posted by るしあん at 19:07| Comment(0) | 日記