今宵は隠れた月を探すのに一苦労。
月齢2日の大潮だから仕方ないか、、、
離れていても天を仰げばそこには同じ月が輝き、同じ風が吹いている……
遠いあの人も今宵は、生まれたばかりの月を探しながら、風を感じているのだろうか。


古いDVDを整理していたら「JAL唐招提寺“音舞台”」を見つけ、ついつい観入ってしまいました。
天平の甍(いらか)に輝く月光のなんと神秘的なことか!
もしかしたら、今、私は、遥か天平の昔、鑑真和上が長安で見た眉月を時空を超えて愛でているのかもしれないなあ。
あるいは、この月は、光を失った和上の心に映る月なのかも、、、
今宵は冷酒が沁みるなあ!