2020年05月16日

親愛なる一太さま♡



itta01.jpg


親愛なる一太さま、私のような庶民の声が貴方様に届くことは決してないのでしょうね。
でも今日は、お慕い申し上げる貴方様へ恋文をしたためます。


5月12日、電話の相手は群馬県庁、県内企業ワンストップセンター。

「吉岡町でドッグカフェを営んでおりますが、明日開始の群馬県感染症対策事業継続支援金を申し込みたいのですが。」
「カフェの方は普段より深夜営業したりアルコールの提供などはしていますか?」
「午後7時までの営業ですが、4月よりコロナ拡大防止のために臨時休業や時短営業などで自粛しております。」
「そうですか。それでは、支援金の対象ではございません。」
「自粛要請に応える形で、当方では臨時休業や時短営業などをしているのですが。売上が激減していて経営が逼迫していて大変困っている状況なんです。」
「そう言われましても、県では深夜営業していない飲食店には自粛要請はしていません。もともと午後8時までに閉店している店に対しては要請はしていませんので、支援金は出ません。」
「同じ飲食店なのに、感染拡大防止のための自粛をしているにもかかわらず、居酒屋は助けるけど喫茶店や昼間営業の食堂は切り捨てるということですか?」
「そう言われましても、議会で決まったことですので。」
「要請を無視して営業を続けるパチンコ店がある一方で、真面目に自粛している飲食店がバカを見るということは承知しているんですか?」
「決まったことです! 支援金の申し込みをされても受け付けることはできません!」

クレーマーに思われるのも嫌だし、こちらの切実な思いが、上に伝えられることもないだろうし、“あきらめ”と“むなしさ”で受話器を置きました。



大泉町の開業医でクラスターが発生した時にも、「事態を把握していた知事は大泉町に知らせる前に、せっせとツイッター更新に勤しみ、町はなんとツイッターで事実を知ったという有様だった」という報道がありましたが本当のことだったのですか?
欧米か! トランプじゃあるまいし!!
大泉町の村山町長が「不快感を示した」のも当然でしょう。


今回の宣言解除に際しては事前に「群馬を解除対象にしないで」と政府に直訴したとか。
おかげで、バイキングで坂上忍さんが、「知事さん達みんな解除を喜んでいる中で、解除対象から外してほしいと声を上げるのはすごいですね。県民のことを思えば同じ考えの知事さんもいらっしゃるんじゃないでしょうか。」と貴方様をべタ誉めしていましたよ。

「メディアに出たい」という貴方の願いが叶ってよかったですね。

ただ、コメンテーターは笑顔で一言、「国会議員の時は安倍さんに近かったからね」。

コメンテーターの本心はわからないけど、私にはこう聞こえましたよ、、、
「県民のため」なんて言ってるけど、本音はどうなのよ?
知事になってまで、安倍さんに忖度することないのに。


少しは目立つことができてお慶び申し上げます。
でも、きっと、貴方様はもし仮に緊急事態宣言が本県で延期されてもランチ営業の飲食店を支援しようなんて気はさらさら無かったことでしょう。
県内の食堂のオヤジ達は、貴方様に腸(はらわた)が煮えくりかえっていると思います。
でも、ご安心くださいな。
私は貴方様が吉村様や小池様に負けない立派な知事様であることを存じ上げております。
たとえ、市中の庶民を切り捨てようが、県民より東京の方を気にかけていようが、私は貴方様を応援しています。



静岡でカフェを営む友人と話しをしたら、静岡県は「感染防止協力金制度」を創設し、感染防止のための休業をした事業所はすべて対象として、農業法人やNPO法人も対象だとのこと。
県によってもこうも違うものなのかとがっかりしてしまい、一層落ち込んでしまいました。
都道府県民のために精力的に陣頭指揮を執り、国より迅速に、幅広い施策を打ち出す知事さんを擁す他県民のみなさんが本当にうらやましい……


愚痴る私に友人が一言。
「ははっ、お宅の知事さん、きっとコーヒーより酒が好きなんだよ!」





iita02.jpg


政治とは貴方様がおっしゃるように確かに「不条理」な世界なんですね。
まさか、貴方様自身から直接、その「不条理」を体験させていただくことになろうとは、、、






追伸:
うちのカフェは今も平日休業、週末時短営業という形で、感染防止のための自粛営業をしています。
でも、勘違いしないでください。愛しい一太様のためではありません。
大切なお客様を守るためです。
大切な家族を守るためです。
そして、私自身を守り、私がスプレッダーにならないためです。


私の愛しい貴方様への思いは、次回の知事選でお伝え出来ればと願っております。




喫茶店を営む庶民派ジジイより、愛を込めて……





posted by るしあん at 04:44| Comment(0) | 日記

2020年05月15日

Rally Round The Flag Effect


Rally Round The Flag Effect とは、直訳すれば“いざ、鎌倉!”とでもいいましょうか、「国旗のもとに馳せ参じる現象」のことを指します。
実はこれ、米国のジョン・ミューラー教授が提唱した有名な理論で、一般大衆は国難の時には批判を抑えて指導者のもとに団結しようとする心理が働くそうで、大統領や首相の支持率が上がるということです。
遥か昔、私がまだ大学生だった頃、政治学の課題でこの理論の考察を書かされたことを覚えています。
何を書いたかなんて全く記憶にありませんが、ギリギリ“可”で単位をもらったなあ。

さて、先日のこと、久しぶりにこの理論を新聞で見つけました。
米国の世論調査会社が、WHOがパンデミックを宣言した3月11日以降の約1ヶ月間で、G7の首脳の支持率がどう変化したかを調べたデータが毎日新聞のコラムで紹介されていました。

それによると、支持率の上昇は、、、
カナダ:トルドー首相がトップで18ポイント上昇
イギリス:ジョンソン首相 14㌽増
ドイツ:メルケル首相 12㌽増
フランス:マクロン大統領 8㌽増
と続きます。

「消毒薬を注射しろ」などの暴言で非見識さが露呈しているトランプ大統領も数ポイントながら上昇しています。
イタリアは「医療崩壊」の真っ最中で世論調査どころの話しではなかったので、コンテ首相の支持率のデータは取れていません。

さて、我が日本の安倍首相は、というと、、、
残念ながら、G7首脳陣の中で唯一、数ポイントの「悪化」となっています。



sijiritu02.jpg



この「悪化」の原因って?

Rally Round The Flag Effect 理論は欧米だけに当てはまる?
いえいえ、アジアに目を向けてみると、、、
台湾:蔡英文総統は過去最高の支持率60%を記録
韓国:文在寅大統領も60%近くに回復して総選挙に圧勝

じゃあ、日本人は愛国心が低いのか?
いえいえ、あれだけ東京五輪へ熱狂できるのだから決して低くはありません。
私なんぞ、右翼でもなんでもないけど、愛国心のかたまりです。
何事にも団結できるのは日本人の良い特性のひとつです。

ちなみに東日本大震災の時には、“あの管直人民主党内閣ですら”数ポイントの微増だったんですよ。
まっ、とはいえ、支持率20%レベルでの微増の話しですが、、、



昭恵夫人の花見ランチと宇佐神宮団体参拝で、いきなり出だしで蹴っ躓いてツイてなかったとはいえ、その後は「アベノマスク」「星野源との一方的共演の貴族動画」と“不可解”な行動ばかりが目立つ我らが首相。
これじゃあ、いくら国難といえども、なかなか国民も国旗のもとに馳せ参じる気にはなれないよなあ。

「一律10万円給付」で少しは上昇したかに思える矢先に、「検察庁法改正案のゴリ押し」でまたまた大炎上。
やけっぱちで「コロナで混乱している今のうちに憲法も改正しちゃうか!」なんて言い出さないか!?、、、
生活に追われ大変な今だからこそ政治に無関心になってはいけないと思います。




「G7唯一の支持率を悪化させた首脳」の汚名はまだまだ当分の間、返上されることはないだろうなあ。



政府は第2波に備えて気を緩めることなく、社会的距離(ソーシャルディスタンス)を取れと言っています。

が、しかし、そんなこと言われなくたって、国民は、すでに安倍首相との“心の” ソーシャルディスタンスはかなり遠く離れていると思いますよ。



abenemaskurasawa.jpg






posted by るしあん at 13:21| Comment(0) | 日記

2020年05月13日

Hammer & Dance


昨日のブログを見たクイーンファンのあなたは“「Hammer To Fall」の間違いじゃね!?”と思われるかもしれませんが、いいんです、今日の話題は「Hammer & Dance」なんです。

Hammer & Danceとは、感染症対策の有効手段のひとつなんだそう。

感染者数を縦軸に日々を横軸のグラフに表すと、感染初期の急増する場面でハンマーでブッ叩き、以降は低い水準でダンスのようにわずかな増減を繰り返して、ウイルスと共存しながら社会経済活動を続けるというものです。


hammer&dance01.jpg


Hammer(ハンマー)は、中国や欧米で実施したロックダウンを指し、これにより急速に感染者が減ります。
そして、この間に、医療態勢や検査態勢を整えて、同時にワクチン開発のための疫学調査を進めます。

Dance(ダンス)は、ハンマーで感染者を減らし、1人が別の人に感染させる人数を1未満に抑えこみつつ、検査を充実させ、接触者の追跡・隔離を確実に行えるようにします。
そして、手洗い、マスク、社会的距離を新しい生活習慣とすれば、感染を制御できるそうです。


トランプ大統領の日本批判は、ハンマーを用いず、十分な検査を行わない日本の感染実態は公表より数倍大きく信用できないというものでした。
そして、米国民の日本からの出国を促すという行動に出ました。


確かに日本の感染者数グラフを見ると、初めにハンマーを振り下ろさなかったために、欧米からの帰国者の対応の遅れと、春分の日の連休の緩みなどで感染経路不明の急増によってクラスター対策ができなくなってしまいました。
そこで伝家の宝刀「緊急事態宣言」を抜き、人との接触8割減を訴えました。
まっ、ハンマーとまではいかずとも、カナヅチくらいの対策にはなりました。
諸外国のように、警察や軍隊が外出を取り締まるような都市封鎖は日本ではできないので、現状の日本ではそれが最も強力な対策だったのでしょう。



hammer&dance02.jpg



いずれにしても、第2波に警戒を怠らないようにしつつ、これからはダンスをしながらの生活になるのでしょうね。
もはや「コロナ前」に戻ることはないのだと思います。
世界中が「新しい生活様式」に転換する岐路に立っています。

幸い私たち日本人は、これまでも手洗い、マスクは習慣としていました。
あとは、適切な社会的距離を保つことを、いかにして社会生活に溶け込ませるか。



もうすでに、新時代の生活様式は始まっているのかもしれませんね。





posted by るしあん at 21:20| Comment(0) | 日記