2021年02月14日

バレンタインデーに思う


今日はバレンタインデー。
コロナによるテレワークと日曜日が重なり、今年は義理チョコから解放された方が多かったとか。
その分、自分のためのごほうびチョコの売り上げが伸びたそうですよ。
私は、恒例の娘・孫からのチョコは去年の“QUEEN”から格下げされて“焼酎ボンボン”になりました。
これはこれでとても美味しかったので大満足でした(^v^)




さて、チョコをもらってウキウキしているみなさんには、ちょっと水を差すような話題で恐縮です。
今日は“チョコレートの向こう側”の話題を……


古いニュースですが、覚えている方もいらっしゃるかと思います。
今からちょうど20年前、西アフリカのギニア湾で10歳から14歳の子ども139人を乗せた船が消息を絶ちました。
彼等は近隣諸国の子ども達で、ベニン・ガボン・コートジボワールのカカオ農園で働くために人身売買された“子どもの奴隷”でした。
ベニンを出航し、途中のガボンで上陸を拒否された船は、ベニンに帰らざるをえなくなり漂流したのです。
ところがベニンに帰港した時には子ども達は23人しか乗っていません。
なんと、子どもの扱いに困った船長が116人もの子ども達を海に投げ捨ててきたのです。
遺体は発見されず、真相はなぞのままです。

このニュースによって、児童労働や人身売買が明らかになり、世界中に衝撃が走りました。
すぐさまIITA(国際熱帯農業研究所)が調査に乗り出したのでしたが、その結果に再び衝撃が走りました。
なんとコートジボワールだけで13万人の子どもが働かされており、その1割が人身売買による子どもでした。
なかには誘拐され売られてきた子も、、、
残り9割は家族や親せきの農場で働かされている子ども達で、当然子ども達は一度も学校には通ったことがないそうです。
体重が軽く手先が器用な子ども達は木に登っての作業にはうってつけで、刃物を使ったり強い農薬を使ったりかなり危険を伴う重労働をさせられていました。



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その後は、世界的なキャンペーンや国際ココアイニシアティブにより、児童労働防止プロジェクトが発足し、改善が図られています。
あれから20年。
残念ながら、子どもを取り巻く環境は改善されているとはとても言えたものではありません。
世界最大のカカオ産地であり日本の輸入元であるガーナでは未だ100万人を超す児童がカカオ農園などで危険な労働に就いているといわれます。


そして今、コロナ禍によって親の失業が増えて、益々、子ども達が労働にかり出されています。
新型コロナという災厄は、貧しい国々の子どもたちに過酷な現実を背負わせているのです。



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甘いチョコがちょっとビターに感じるような話しでしたが、時にはチョコレートの向こう側にいる子ども達に思いを馳せてみてください!!

学校で学ぶことを夢見ながら、汗水たらして働かせられている子ども達の苦い現実を、私達は覚えておかなければいけない!!!



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posted by るしあん at 16:30| Comment(0) | 日記