2021年07月10日

冷酒、、、徒然なるままに、、、


今日みたいな夏の暑い日には、なんといっても冷酒が一番!
もぎたてのキュウリと茄子の塩もみをアテに飲む日本酒は最高です。
豪華な料理はいらないんです。“今獲ってきた野菜”はこの上ない贅沢なんですから。
で、今宵のお酒は、「久保田・萬壽YXEdition」、「越乃寒梅・特醸」をチョイスしました。
いずれも新潟を代表する銘蔵の逸品です。
日本酒を飲まない人でも聞いたことのある銘柄ではないでしょうか?



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では、みなさんはこんな銘柄の日本酒はご存知でしょうか?

『村さめ』、『庭さめ』、『直(じき)さめ』

とある村の銘酒がこの“3さめ”なのです。
ちなみに、先日のブログに書いた“3M”とは何の関係もありません。



江戸の昔、喜六(きろく)と清八(せいはち)は、お伊勢参りの旅に出かけた。
道中、煮売屋(にうりや)、今で言うところの食堂に寄った。
「おい、おやじ! この村には、うめえ酒はあるのかい?」
「へえ、『村さめ』という銘酒があるんですよ。」
「ほう、『村さめ』とは刀の名前みてえなたいそうな名前だねえ。こりゃ旨そうだ!」
「ちっとんべえ安いのはあるかい?」
「その下には『庭さめ』ってのがありまして、一番安いやつとなると『直さめ』がありやす。」
「せっかくだ! 『村さめ』を持ってきてくれ!」
「へい!」

ゴクゴク、、、 チビチビ、、、
「いやあ、おやじ、なかなかうんまいねえ!」
ゴクゴク、、、 チビチビ、、、
「ところで、この酒の名前の由来はなんだい?」


おもむろにおやじは村特産の銘酒について説明を始めた……
「『村さめ』は村を出る頃には酔いが醒(さ)めてしまうんですわ!
もうお分かりかと思いやすが、『庭さめ』は庭を出る頃には醒めちまいます。
へへっ、『直さめ』はお察しの通り、飲むそばからどんどん酔いが醒めちまいます。」


な、なんと、じゃあ何かい? 『直さめ』は酒にいっぺえ水を足してるってことかい?


いやあ、酒にいっぺえ水を足してるのは『庭さめ』で、『直さめ』は水にちっとんべえ酒を足しているんでさあ!!!



落語ファンの方なら、もしかしたら、この話し聞いたことがあるかもしれませんね。
これは、上方落語『煮売屋(にうりや)』の一節。
(※今日は“青天を衝け”風に上州武州弁での会話にアレンジしました。)



現代でも、銘酒と称して大仰なブランド名を付けて水増し酒のような酒を売っているような所もあるのかなあ?
コロナ前には私も旅先でご当地酒を飲むのが楽しみでした。
うまい酒に出会うとなんだかとても幸せな気分になります。
反対に、期待外れだと、「『村さめ』かよ!」なんて思ってしまいます。




ワイドショーでは今日も今日とて、東京五輪、新型コロナの話題で持ち切りです。
ロシアでは自国製ワクチンの接種が進んでも一向に感染が抑えられない……
日本国内では、ワクチン不足から1回接種の人が「2回目難民」になってしまうケースが続出……
接種会場スタッフのミスでワクチンじゃなく「生理食塩水」を打ってしまった……

こんな“ワクチン狂想曲”を観るたび、
「ロシア製は『村さめ』で、半分の1回接種は『庭さめ』ってとこかなあ。
可哀想に水を打たれた人は文字通り『直さめ』だな、こりゃ!!」




大切な新型コロナワクチンをこんな風に思ってしまう私って、やっぱり不謹慎?

今宵はほろ酔い気分でブログを書いておりますので、平にご容赦を!!!!





posted by るしあん at 22:12| Comment(0) | 日記