2022年09月22日

公式


台湾の花蓮県・台東県の大地震には驚きました。
震度6が2日続けて襲い、今も余震が続いています。
日を追うごとに被害の大きさが明らかになってきました。
建物が倒壊し、茫然と佇む人々の映像には心が痛みます。
東日本大震災の際は、真っ先に駆けつけてくれたのは台湾で、国民からは多額の援助が寄せられました。
サラ・ミラのパパは岩手大船渡出身でたくさんの友人や親戚を失っています。
人の優しさのありがたさを知るサラ・ミラは、さっそく台湾募金にお小遣いから寄付をしました。



taikare01.jpg




私は女房と台湾を旅したことがあるのですが、親日家が多く、旅先では親切にしてもらいました。
道を訊ねた人はその場所まで連れて行ってくれたり、朝の公園では太極拳に誘ってくれたり、おかげさまで楽しい旅行ができました。
そうそう、ガイドのおばちゃんのアドバイスで高級干しアワビのコース料理を一人5,000円くらいで食べることができました。
地元の人から、長い行列の「鼎泰豐(ディンタイフォン)」じゃなくて、お弟子さんのお店を教えてもらって、そこで絶品の小籠包(しょうろんぽう)を食べたこともありました。
夜市の屋台のおやじも親切だったことを覚えています。


taikare02.jpg


そんなわけで、台湾好きな私もサラ・ミラに倣(なら)い少しばかり寄付してきました。
映画のあと、ちょうど募金箱が目についたものですから、、、




やさしさにはやさしさでお返しできます。

しかし、裏を返せば、報復には報復という最悪の形が、、、
終わりの見えないウクライナ戦争。
日本のロシアに対する経済制裁、それに対抗したロシア側からの制裁。
この泥沼は一体いつまで続くのか?



人間の本質って、善意? 悪意?
還暦を過ぎて尚、悩めるジジイなのです。




ところで、中学1年生の数学で習う
「マイナス×マイナス=プラス」
って、絶対ウソ!

だって、下を見てごらん。
マイナスとマイナスを掛け合わせても、やっぱり所詮はマイナスでしょ!!!

昨日、ロシアは大統領演説で、本気で核兵器使用をちらつかせました。
プーチンの狂気を止めることはできないのだろうか?



kimpu01.jpg




プラス(善)とプラス(善)が掛け合わされて、より大きなプラス(善)の世界が広がればいいなあ!!!!










posted by るしあん at 16:36| Comment(0) | 日記

2022年09月21日

国葬って


エリザベス女王の国葬の様子を見てつくづく思います。
「女王陛下は、本当にイギリス国民みんなから愛されていたんだなあ。」

国葬ってこういうもんだよなあ。
私利私欲無く国民のために尽くし、国民に寄り添い、国民もみんなが愛していて、誰もが自発的に弔意を表す、そんな人物が亡くなった時に行うものなんだろうなあ。

あの人は?
政治家としての評価も定まらないうちに、在任期間の長さだけで国葬?
当初はテロの凶弾に倒れたと美談にしたけど、背景が明らかになるにつれカルト教団との関係が、、、
「民主主義を守る」と息巻いていたセンセイ達もいつの間にか「暴力には屈しない」なんてシレ〜っと言い換えてるし、、、
国会での議論もせず、キシダ首相からは納得のいく説明もないし、費用に関しては後出しジャンケンのように期日が迫ってきてからとんでもない金額を示してくるし、、、

そもそも政治家に国葬は似合わないんじゃないの!?

だって、出世欲、名誉欲、金銭欲など私利私欲の権化じゃなければ政治家になろうなんて思わないだろうし←←あくまで私の偏見です (―_―)!!スミマセン



kokukisi01.jpg



当初、私は、キシダ首相の説明不足に納得いかないだけで、国葬そのものには反対ではなかったのです。
ところが、昨今の政情を見るにつけ、国葬に賛成できなくなってしまいました。

葬儀とは、その人の死を悼み、心からの弔意を表すものなのではないのでしょうか。
キシダさんが保守派に気をつかって国葬なんてブチ上げて、ちゃんと国民に説明しないもんだから、かえって素直に故人のご冥福をお祈りできなくなってしまった……



私のように感じている国民から哀悼を捧げる機会を奪った政治の罪は重い――





posted by るしあん at 19:55| Comment(0) | 日記

2022年09月20日

法事にて


先週、叔母の七七法要があったのですが、マスクはドレスコード的には何色がふさわしいのか悩みました。
葬儀の際は白を着用、今回はトーンを落しグレーにしたのですが、何が正解なのか!?
女房はダークグレー地に濃紺の花のワンポイントが印刷されたものでした。

エリザベス女王の国葬に際して、弔問時、天皇皇后両陛下は黒のマスクを着けられ、海外メディアから「弔意を表すのにふさわしい」「気品がある」等々の賛辞が寄せられたようです。
葬儀は列国に合わせて外されたようですが、、、
テレビで見ると、シルクなのか落ち着いた光沢があり、深い黒色は静かに弔意を表していました。

テレビを見ていた女房が一言、
「両陛下だから品位あるけど、じいじが黒マスクを着けたらヤンキーみたいじゃない!?」
まっ確かに、私じゃあ、品がない (+_+)
どっかのメーカーで「冠婚葬祭用マスク」を販売してくれないものか。



kuromas01.jpg




叔母の法事では、久しぶりに(何十年かぶりに)親戚のおチビに会えました。
法事なのに“嬉しい”なんて表現を使うと不謹慎ですが、大人になった姿を見られて嬉しかったです。
私が小学生の頃よく遊びに来ていて、親戚みんなでバーベキューをしたりドライブに出かけたりしていました。
小っちゃくてほんと可愛い子で、妹のようになついてくれていました。
それが、今や、二十歳の子を持つ立派なママさん。
小っちゃかった頃の愛らしい面影はそのままに“可愛いお母さん”に成長(!?)していました。
時の流れはなんて早いんだろう、、、
まるで映画『インターステラー』の気分でした。

まっ、むこうにしてみれば、よく遊んでくれたお兄ちゃんがスキンヘッドのやっと歩いてるジジイになっているんだから、私より数倍驚いたことだろうなあ。




コロナ下で家族葬が当たり前になって、これを契機に昔ながらの親戚中が集まって酒宴を催すようなことはもうないのでしょうね。
寿司桶を囲んで知り合いの爺さんたちがベロベロに酔っ払う絵なんて、もはや昔のテレビドラマや映画の世界のことになっていくのでしょう。

地域の宴会や営農組合の旅行も無くなり、人との関係が薄れる寂しさの一方で煩(わずら)わしさから解放される気楽さがあるのも事実。



コロナ禍は、生活様式、風俗、そして文化までを変えていくのかもしれない……







posted by るしあん at 18:23| Comment(0) | 日記