先週、叔母の七七法要があったのですが、マスクはドレスコード的には何色がふさわしいのか悩みました。
葬儀の際は白を着用、今回はトーンを落しグレーにしたのですが、何が正解なのか!?
女房はダークグレー地に濃紺の花のワンポイントが印刷されたものでした。
エリザベス女王の国葬に際して、弔問時、天皇皇后両陛下は黒のマスクを着けられ、海外メディアから「弔意を表すのにふさわしい」「気品がある」等々の賛辞が寄せられたようです。
葬儀は列国に合わせて外されたようですが、、、
テレビで見ると、シルクなのか落ち着いた光沢があり、深い黒色は静かに弔意を表していました。
テレビを見ていた女房が一言、
「両陛下だから品位あるけど、じいじが黒マスクを着けたらヤンキーみたいじゃない!?」
まっ確かに、私じゃあ、品がない (+_+)
どっかのメーカーで「冠婚葬祭用マスク」を販売してくれないものか。

叔母の法事では、久しぶりに(何十年かぶりに)親戚のおチビに会えました。
法事なのに“嬉しい”なんて表現を使うと不謹慎ですが、大人になった姿を見られて嬉しかったです。
私が小学生の頃よく遊びに来ていて、親戚みんなでバーベキューをしたりドライブに出かけたりしていました。
小っちゃくてほんと可愛い子で、妹のようになついてくれていました。
それが、今や、二十歳の子を持つ立派なママさん。
小っちゃかった頃の愛らしい面影はそのままに“可愛いお母さん”に成長(!?)していました。
時の流れはなんて早いんだろう、、、
まるで映画『インターステラー』の気分でした。
まっ、むこうにしてみれば、よく遊んでくれたお兄ちゃんがスキンヘッドのやっと歩いてるジジイになっているんだから、私より数倍驚いたことだろうなあ。
コロナ下で家族葬が当たり前になって、これを契機に昔ながらの親戚中が集まって酒宴を催すようなことはもうないのでしょうね。
寿司桶を囲んで知り合いの爺さんたちがベロベロに酔っ払う絵なんて、もはや昔のテレビドラマや映画の世界のことになっていくのでしょう。
地域の宴会や営農組合の旅行も無くなり、人との関係が薄れる寂しさの一方で煩(わずら)わしさから解放される気楽さがあるのも事実。
コロナ禍は、生活様式、風俗、そして文化までを変えていくのかもしれない……