2023年03月25日

龍と虎と狼と


WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)には興奮と感動をもらいました。
毎試合、グラス片手にテレビに向かって絶叫していました。
マイアミに行ってからは朝の放映だったので、さすがにお酒は飲みませんでしたけどね(^O^)
昔、長島選手を真似て野球で遊んでいた子どもの頃は、球種なんてストレートの他はカーブ、シュート、フォークだけでした。
私の野球知識はあの頃のままですから、WBCを見ていてもツーシーム、フォーシーム、スプリットなんて言われてもまったく「?」。
それでも、大谷選手はじめ投手陣の凄さはわかるし、なんと言っても日本チームの攻撃力や団結力・明るさは素晴らしかったです。
応援しながら、こちらが元気になれました。
最後の最後、決勝9回2アウトでの大谷VSトラウトの対決はまさに神懸り。
大谷選手を見ているとホント“野球の神様”に愛されているんだなあ、と思います。
そして、「泥だらけのユニフォームのリリーフピッチャー」「回ごとにブルペンとベンチを走る選手」など初めて見させてもらいました。

決勝最終回の“世界一のピッチャー”と“世界一のバッター”が戦う場面は、まるで、映画やドラマのようでした。
力量の伯仲した強豪2人を例えて「竜虎」と呼びますが、漫画にしたらトラウト選手の後に咆哮するトラが描かれて、大谷選手の後には光る目のドラゴンが今まさに飛びかかろうとする画が描かれるのかなあ…



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ところで、「竜虎」と呼ぶと良いイメージだし格好いいけれど、同じ伯仲した強さでも「虎狼」というととたんに悪いイメージになってしまいます。
「前門の虎、後門の狼」は災難や危害が次々に襲ってくる例えです。
最近では「孤狼の血」なんてヤクザ映画がヒットしましたが、こちらは虎じゃなくて孤なので一匹狼のイメージ、、、

北朝鮮の相次ぐミサイル発射に加え、あろうことか今度は核弾頭が搭載可能な巡航ミサイルの潜水艦発射実験。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)の方はロフテッド(高高度)軌道だったようで、、、
ちなみに普通のミサイルのお値段は一発3億円くらいで、アメリカに届く長距離ICBMはなんと一発10億円もするんですってよ。
国民を餓死させてまでポンポン発射させるおデブちゃん、、、こんな指導者の国の人々はなんと不幸なことか。
昨年のミサイル発射は50発を超えたそうです。
金額にして推定800〜1000億円。韓国研究院によれば食糧不足分を賄える金額だそう。
それにしても不思議なのは一体どこからその資金を調達しているのか?
北朝鮮専門家の五味洋治さんによると、サイバーテロで暗号通貨や仮想通貨の市場にハッキングして手に入れたものをどこかで換金して部品調達をしているそうです。
技術はロシアから入手したものを解体して研究しているそうで、もはや技術はロシアを上回っているのだとか。
国の生産力を上げる努力もしないで盗んだ金で軍事予算ができてるとは、、、開いた口が塞がらん <(`^´)>

懸念されるもうひとつは言わずと知れたロシア。
イギリスから供与の弾頭が劣化ウラン弾だったと因縁を付けて、「先に核を使ったのはウクライナだ」と言い出しました。
言外に「そっちが先に使ったんだからこっちも核を打ち込むぞ」と脅しているようなもの。
侵攻から1年以上も経つのに終息に向かうどころか、益々、緊張は高まっています。

両国を巡る緊迫した情勢を虎や狼の例えに当てはめるのは気が引けますが、世界にとって紛れもない脅威です。
そして、これら「虎狼」に中国が関係を深化させています。



果たして、来るG7広島サミットで我らがキシダ議長は国際秩序安定に向けた道筋を示すことができるか?
「G7の結束を強化しロシアをやっつけよう」だけじゃあ意味はない、、、



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posted by るしあん at 23:36| Comment(0) | 日記