2024年02月07日

スイッチ(嗅覚)


ここ数日のブログは“アンチエージング(老化防止)に効果あり”と聞いて、意識的に遠く過ぎ去った日々を思い出しながら書いています。
とはいえ、なかなかきっかけがないと昔のことなんて思い出すのは難しい (>_<)トホホ、、

そういえば、先週の月9ドラマで「匂いは、海馬を直接刺激する記憶のスイッチ」なんて言ってたっけ。
実は、私にも香りから昔の記憶がバーンと蘇った経験があるんです。
それは、ドラッグストアでハンドクリームのテスト品の匂いを嗅ぎながら商品選びをしていた時のこと。
“当店一番人気”ってポップが立っていたキンモクセイの香りの商品の匂いで、遠い昔に死んだばあちゃんの思い出が突然蘇ったのです。



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昔、我が家は貧乏な養蚕農家だったのですが、その頃は足袋を脱がずに用が足せるようにトイレは庭の奥に小屋として立っていたのです。
まさに、時代劇に出てくる雪隠(せっちん)という厠(かわや)ような便所でした。
便所小屋の脇には金木犀(キンモクセイ)が植えられていて強い香りがしていました。
ぼっとん便所の臭気抜き筒のすぐ隣に植えて、トイレ臭を誤魔化していたんでしょうね。
どこのご近所さんもみんな金木犀を植えているものだから、満開の季節になると辺りはいい香りに包まれていました。

幼少の頃は、夜、便所に行くのが怖くて、、、
靴を履いて暗い庭に出なければならなかったのです。
夜中に目が覚めた時は、縁側からこっそりおしっこをしていました。
朝になると庭のおしっこ跡を見つけたばあさんの怒声が響きわたるのです。
「だれだ〜、こんなとこで小便した奴は〜!!
○○(私の名前)だんべえ、しょうちしねえぞお、このお!!」

大工仕事をしていた本家の伯父貴が縁側続きに新しくトイレを作ってくれた時は、ホント、神様かと思いました(^O^)



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キンモクセイのフレグランス商品なんて山ほどあるのに、なんであのハンドクリームの匂いが記憶のスイッチになったんだろ? 不思議〜。



それにしても、、、
便所の思い出がばあさんの思い出とは、、、



たまには墓参りに行こうかなあ、、、











posted by るしあん at 21:47| Comment(0) | 日記