高崎イオンの3階に“ねこカフェ”がオープンしてしばらく経ちますが人気のようですね。
映画や買い物の時に覗くと、目を細めてお気に入りの猫を撫でているお客さんの姿がいつもあります。
平日の昼間には、私くらいのおじさんが結構いらっしゃいます。
定年退職後をおだやかに過ごしているんだろうなあ、と勝手な想像をしています。
“ねこカフェ”の認知が高まるのは、同じ動物を扱うお店としてうれしいのですが、そのせいか最近、るしあんのお客様に“犬を連れていない”方が増えているのです。
「ドッグカフェ」を“犬がたくさんいて、その中からお気に入りの子と遊べる”というスタイルのお店と勘違いされているようです。
そう、まさに、ドッグカフェ =(イコール) いぬカフェと思われているようです。

数年前にこのブログで紹介しましたが、おとなり韓国では「ドッグカフェ」は、日本でいうところの「ねこカフェ」スタイルなのです。
日本ではねこカフェのようなシステムを取り入れようとすると、動物のレンタル業の届けを都道府県に出さなければならないんです。
群馬県では、たしか、年1回、講習を受けて“届出番号”の提示が義務付けられていたかと思います。
新たに開業する場合は、私のような「JKC愛犬飼育管理士」「愛玩動物飼養管理士」などの資格を持つか、ペット業界に半年以上の勤務経験が必要だったかと思います。
ただ、私の経験からいうと「いぬカフェ」は業(なりわい)としては成り立たないと思うので、今後も韓国式ドッグカフェは登場しないと思います。
たとえ1匹でもワクチン、フィラリア・狂犬病の予防に加えて、疾病時にはお金がかかるし、フードやトイレシートなどの日用品にもお金がかかります。
小型犬なら数匹まとめて散歩もできますが、大型犬ともなると儘なりません。
お客様ニーズに応えるためにはいろいろな犬種で十数匹を飼養する必要があり、多頭飼いの経費は売上金額をはるかに上回るのではないかと思われます。
赤城にある超大型施設ような所で、かつ生体販売をしているペットショップを併設して、ようやく「お散歩犬」のレンタルがサービスのひとつとして提供できるのが限界じゃないかなあ。

もし、「ねこカフェ」スタイルで犬と遊びたいという方は、いわゆる普通の「ドッグカフェ」で、そこの看板犬と遊べるかを問い合わせてからお出かけになることをおススメします。
当然、「トイプーと遊びたい」とか「秋田犬と遊びたい」とか犬種を選ぶことはできませんが、少なくとも“犬”とのふれあいはできると思います。
レンタル業ではないので、オーナーの飼い犬と施設内で立ち合いのもとで一緒に遊ぶ程度ですが、“借り賃”はかからないはずですよ。

るしあんの場合は、今現在はお客様のリクエストにはお応えできないことが多いと思います。
アンジェラは老犬の域に達し長時間の外運動は厳しいところにもってきて、ここ最近の暑さは長毛種にはキツイので、、、
ララ・ライは暴れん坊なので、とてもお客様の“癒し”にはなりません(T_T)
ただ、ご来店のお客様の愛犬とふれ合うことは可能かと思いますので、諸般の事情で犬を飼えない方もお気軽にるしあんを覗いてみてください。
いぬカフェができたら私も行ってみたいなあ、、、
もっとも私の場合は、ふれあいというより経営手法を見学したいという理由からですが、、、
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