2024年09月23日

GOGO


私たちの世代はドリフターズやコント55号に笑いと元気をもらって育ちました。
テレビが華やかりし頃のことです。
欽ちゃんと二郎さんが繰り広げる「野球拳」はホント面白かったなあ。
今の時代じゃコンプライアンスに引っ掛かり、絶対に放送できないでしょうね。
たしか、コント55号の命名の由来は王貞治の最多ホームラン数から採ったんじゃなかったでしたっけ!?

「55」の金字塔は長年抜かれることなく、当時、ローズやカブレラが55号に達したものの敢えてそれ以上打たずに「日本球界の至宝」に“忖度”したんじゃないかなんて噂もありましたよね。
今は、バレンティンと村上宗隆のヤクルト勢が60本(2013)、56本(2022)と「55」を抜いていますが、、、

昔、野球少年だった(というより草野球くらいしか遊びが無かった)私たちジジイには、やっぱり「55」は特別な数なのです。



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今日は3連休最終日。
疲れのせいなのか、田んぼの水管理がなくて気が緩んだせいなのか、久しぶり朝寝坊をしてしまって、、、
朝のニュース番組を見る間もなく、あわててるしあんに出勤しました。
開店準備を終えてから、ホッと椅子に腰かけて、、、
ネットニュースを見て驚いてしまいました。
なんと、「大谷翔平 53−55到達」の見出しが躍っていたのです。
ホント、びっくりです。
前日、すごい悪球(ボール球)をスタンドに叩き込んで52本に達したと話題になっていたのに、、、
早くも今朝(現地22日)には「53」ですもんね(@_@;)
イチローの56盗塁超えは確実だろうし、ホームランは夢の「55」もすぐそこ。

もちろん、日本球界の「55」と大リーグの「55」じゃ“別物”ですが、やっぱり私には特別な数字に思えます。
残すところ7試合、、、さすがに60本塁打は厳しいでしょうが、「大谷ならやってくれるんじゃないか」と「奇跡を信じていい」と思わせてくれるところがまたスゴイ!!



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昔、アメリカ出張中にドジャースタジアムに行った時は、野茂英雄の応援でした。
それ故、るしあんに飾ってあるボールとミニバットは「16」が書かれています。
いつか、「17」を飾りたいなあ。


お金と時間と健康があれば、すぐにでもアメリカに行って、ナマ大谷を応援したいなあ〜〜














posted by るしあん at 16:52| Comment(0) | 日記

2024年09月22日

栗秋


今日の午前中は秋雨、涼しいのはいいのだけど、、、
こうした霧雨がまるで煙のように風に流されて降ると、稲穂に水滴が貼り付いて重みで稲が倒れてしまうんです。
不思議なもんで、かえってザーと降った方が倒伏しないものなんですよ。
最近のコンバインは優秀なので少しばかり倒れても前方の爪でちゃんと起こして刈ってくれるのですが、倒れ方によっては補助員が手作業で立たせなくっちゃいけないんです。
コンバイン・オペレーターの人は、この雨の降り方にやきもきしてるんじゃないかなあ。
稲刈りは稲穂が乾いていないとできないので、もしかしたら収穫スケジュールに遅れがでるかもしれません。



我が家では、新米のほかにもうひとつ秋の味覚で楽しみにしているものがあります。
それは“栗の渋皮煮”。
前の畑の奥様が料理が滅茶苦茶上手で、実家で採れた栗で渋皮煮を作って、それを毎年お裾分けしてくれるのです。
冷蔵庫でキンキンに冷やして食べるとまるで“極上スイーツ”。
サラ・ミラは毎年楽しみにしていて「マンジャーレさんから甘い栗が届いた(^^ )」と大喜びしています。
ちなみに、孫たちは前の畑の奥様のことを、その料理の腕前を称えてマンジャーレさんと呼んでいるんです。



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ご近所の栗農家さんによると、今年も猛暑続きで栗が木から落果しなかったそうで、竹の棒で叩き落したそうです。
栗は秋を感じると自ら落ちるのですが、あまりに残暑が厳しいとまだ夏だと思って木に留まって、最後は樹上で腐ってしまうのです。
ちなみに叩き落とした栗は水を張ったタライに入れて沈んだ物だけを直売所に並べるそうです。
浮いた物は中身がスカスカで売り物にならないのだとか。

その農家の栗林は夏場はカブトムシやクワガタが採れるので子どもの格好の遊び場になっています。
周りは金網張りになっていてニワトリが放し飼いになっているんです。
時々、ニワトリに追いかけられる子どももいて、夏休みには楽しそうな歓声が響いていました。
卵も直売所に並ぶのですが、平飼いの有精タマゴなので美味しいんです。
温めればヒヨコが孵るかも。



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甘い物好きの飲兵衛の私、実は美味しいモンブランケーキも大好物なんですけど、、、
この時期はやっぱり季節を感じられる素材を活かした“渋皮煮”や“栗ご飯”だよなあ〜 ( ^^) _U~~













posted by るしあん at 23:36| Comment(0) | 日記

2024年09月21日

読書の秋(!?)


今日は朝から曇りで久しぶりに猛暑から解放されました。
お客様の愛犬たちも元気いっぱいにランを走り回れて嬉しそう▽・w・▽
残念ながら時折小雨がパラついてしまいましたが、それでも楽しそうにみんな元気に遊んでいました。
このまま、清々しい秋になってくれればいいのに、、、
さすがに、暑いのはもうウンザリです。

息子家族は福岡に住んでいるのですが、海沿いなのでそれほど気温は上がらないそうで、、、
孫たちを心配してLINEしたら、「大丈夫、逆に群馬の方が心配」と返信が来ました。
猛暑記録を伸ばし続けている大宰府は山に囲まれている場所なので、どちらから風が吹いてもフェーン現象になってしまうそうです。
大宰府だけが沸騰していて福岡全般はそれ程でもないようです。



気温をよそにだいぶ日が暮れるのが早くなってきたので、そろそろ夜は読書でもしようかなあ。
ここ最近はバタバタと忙しく、本を開く時間が全くありませんでしたので、たまには活字に触れないと。
とはいえ、“読書の秋”なのにクーラーをガンガン効かせないと熱中症になっちゃいそう(-。-)yトホホ、、、



そういえば、先日、新聞だったかネットだったか、夏目漱石の話題が載っていました。
かつて、漱石が英語の教員をしていた時の話し。
授業で、生徒に翻訳の課題を出したのだそう。
ある生徒が文中の「I love you」を「我、君を愛す」と訳しました。
漱石は、生徒たちに「物語全体を読んで、どう感じましたか?」と話し始めました。
この場合、主人公の心情、景色などを読み解けば、私はこう訳します。

――月が綺麗ですね――

これで、十分、恋しいという思いは伝わるのです。
漱石がまだ文壇に立つ前の教員時代の逸話です。
すでに、文豪の片鱗が垣間見えるエピソードですよね。



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私が高校時代の現代国語の先生も直訳を嫌う方でした。
物語を通じて登場人物の人となりを理解し、そのうえでこの人はどんな言葉遣いをするかを想像しないといけないとおっしゃっていました。
ある日の授業でのこと。
和訳された短編小説の「I love you」だけが原文のままで、この場面で最もふさわしいと思えるセリフに訳しなさい、という課題を与えられたのです。
いろいろなセリフが飛び出し授業は大盛り上がりでした。
そんな中、先生が一番の高得点を付けた生徒の答えは、、、

――ねえ、いいだろ――

遠い遠い昔の話しで、先生のお名前さえ思い出すことができませんが、不思議とこの授業だけは覚えています。

夏目漱石先生の授業は、きっと面白い授業だったのだろうなあ。



そうそう、あの頃、シドニー・シェルダンの“超訳”が話題になっていました。
原作を超えた翻訳ということで、夢中になって読みました。
最初に読んだのは「真夜中は別の顔」で、読み出すとまさに“やめられない、とまらない”で寝不足になったものです。
大学生になってからも「ゲームの達人」はじめ、新作が出版されるたびに読み漁りました。
海外作品をあれだけ面白く読めたのは、ホント“翻訳者”の優れた文才のおかげだよなあ。



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息子は「ハリー・ポッター」シリーズにハマって夢中になって読んでいました。
それもやはり面白い翻訳なればこそなんだろうなあ。
息子が使っていた本棚には今でも「ハリー・ポッター」「ダレン・シャン」シリーズが全巻並んでいます。
実は私、恥ずかしながら「ハリー・ポッター」は1作目の映画を観ただけで、あとは全く知らないんです。
この秋は、新作や話題本に触手を伸ばさず、棚で埃を被っている「ハリー・ポッター」を読んでみようかなあ〜。



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posted by るしあん at 18:56| Comment(0) | 日記