2018年01月21日

種の起源(のつづき)


さてさて、「では、犬は?」というと、、、、

“オオカミから進化した”ことはわかっていますが、ここでも人類と同じように「単一起源説」と「多地域進化説」とが論争を繰り広げているんです。
一昨年、イギリスチームが「ふたつのルーツ」説を発表。
古代遺跡から見つかった犬の骨のDNAの比較から、犬は約1万4,000年以上前に、東アジアとヨーロッパの2カ所で、別のオオカミ集団から生まれたと結論づけたのです。
それに対抗して、昨年、アメリカチームが「やっぱりルーツはひとつで、2万年〜4万年前」と反撃。
熱い論争が続いています。


wolf01.jpg


ここで、にわかに注目されているのが、秋田や柴などに代表される日本犬なんです!
日本犬は大陸で生まれ、縄文人とともに日本列島に渡ってきたことがわかっています。
そして日本犬は洋犬と比べオオカミに近いDNAを持っています。
そこで、人とのコミュニケーション力の高さなどオオカミと犬を分かつ遺伝子を日本犬を使って見つけようというのです。

アメリカ説対イギリス説に、日本犬が決着をつけるかもなんて、なんかおもしろいですよね!!



ところで、ヒトとイヌはどこで出会ったのでしょう?

「ある時、オオカミの中から社会的に寛容で他者を受け入れやすく、不安感や攻撃性が低い集団が草原に出てきて犬となった。
怖がりで攻撃性の高いオオカミは森に残った。」
「同じ要素は人間とチンパンジーの分かれ道でも働いた。
怖がりで攻撃性の高いチンパンジーは森に残り、社会的寛容性の高い人の祖先が草原に出てきた。」
「そして、草原で、偶然に、ヒトとイヌは出会った」という説。

この説の方が、「ヒトの食べ残しを狙って出てきたオオカミが飼いならされた」なんていう説より、ロマンがあっていいですよね。

これからの検証が楽しみです。



見知らぬ他者をも受け入れる、寛容で楽観的な生き物同士が仲良く歩み、繁栄していく―――


今、我々、人間社会に必要なもの、それはこうした寛容性の高さなのかもしれません。



クルマであおって他人を死に至らしめる、こんな奴は森のチンパンジー以下の輩なのでしょう <(`^´)>

このブログを読んだ貴方は、次にニュースを見る時、頭の上に黒電話を載せたチンパンジーと金髪のチンパンジーが喧嘩しているように見えるかもネ!!



(参考:毎日新聞「土記:犬研究の今」)



posted by るしあん at 16:25| Comment(0) | 日記
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