2018年07月03日

男性紙


明治大学社会学教授の藤田結子さんの「メディア時評」がおもしろいんです。

いわく、「週刊誌には男性誌、女性誌があるが、新聞は男性紙、女性紙とはいわない。
残念ながら、新聞はみな男性視点で書かれていて、“男性紙”となっているのでは。」


なるほどそうかもしれませんね。

実際、病院や駅の待合室、喫茶店などでは、女性週刊誌を読んでいる女性は見かけますが、新聞を開いている女性はほとんど見かけませんもんね。


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藤田教授が、毎日新聞の先々月の1カ月を調べたところ、識者に見解を聞くコーナーは男性識者24人に対し女性は8人、書評コーナーでは7割が男性の評者、コラムは男性記者4人に対し女性記者1人だったそうです。

女性や少数派に寄り添っていると言われる毎日新聞でさえこうなのだから、他紙も推して知るべしですね。



アメリカの社会学ではこう教えています。

『ニュースは事実の客観的記述というよりも、記者が情報を取捨選択し加工した産物である。』



私はテレビ、新聞、ラジオのニュースは、いつも「どんなフィルターがかかっているんだろう!? 本当は(事実は)どんななのだろう!?」と疑いを持って見るように心がけています。

ネットニュースはフェイクが多いので信じませんし、動画サイトのニュースはフィクションのエンターテイメントだと思って面白く見ています。



あなたはどうですか?
ニュースを鵜呑みにしていませんか?



そうそう、ちょっと話しは逸れますが、、、、

日々、るしあんのお客様と話しをさせていただいていますが、犬のしつけに悩んでいらっしゃる飼い主さんも少なくありません。

総じて、悩んでいるお客様の多くはたくさんの本やネットの情報を鵜呑みにして、どれが本当のことかわからなくなっているようです。
なかには、しつけ教室を渡り歩いている方も、、、、

カリスマドッグトレーナーのシーザー・ミランはよく「エナジー」という言葉を用います。
犬はとても敏感な生き物です。
飼い主が思っている以上に飼い主を見ています。
しつけに悩む方はその不安感やイライラを知らず知らずのうちに犬に向けていませんか。
犬は敏感に飼い主の不安感、焦燥感を感じ取って、犬自身が不安やイライラに苛まれているんです。
シーザーの言うところの「飼い主が負のエネルギーを発するから犬が不安定になる」ってことです。


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犬は元々群れで生活をしてきました。
強いリーダーのもとでは安心できるんです。
あなたは、飼い犬にとって、安心を与えられるリーダーになっていますか?

まずは悩む前に、自分の犬を信じて、どーーんと構えることが重要です。
あふれる情報に振り回されないことが肝要です。




さて、話しがどんどん違う方向に行ってしまったので、元に戻します。


ニュースは、男性の視点か女性の視点かによって、語られる現実も異なってしまいます。
いくら中立や客観性を心がけても書き手、話し手の主観からは逃れることはできません。
であれば、新聞はもっともっと有能な女性記者(*)を採用して、事実を多面的に検討して客観的に伝えていくべきなのでしょうね。


いつの日か、新聞がおやじの物から脱却し、洒落た紙面になって、街なかで女性が開いているようになればいいですね。


今、紙ベースの新聞の発行部数が年々下がってきています。
人口の半分を占める女性に買ってもらえないのは、なんとももったいない!!


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*「博士の絵を描いてください」という問いに、幼稚園生の絵は男性博士・女性博士が半々だったそうです。
小学生では学年が上がるに連れ、男性比率が大きくなって、中学生では女性博士を描く生徒はいなかったとか。
“男性視点”は後天的に成長と共に植え付けられていくことの証明だそうですよ。
記者、医者、弁護士、警察官、裁判官、ドライバーなどなど、あえて“女性○○”と付けないと男性しかイメージできない職業のなんと多いことか。
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posted by るしあん at 18:02| Comment(0) | 日記
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