2018年08月21日

ライフシフト


昨日の続きで、定年起業はやめた方がいいという話。
リンダ・グラットン著『ライフシフト』を参考に書きます。

医療の進歩、生活の質の向上などにより、我々の寿命は伸び人生百年時代の到来も現実味を帯びてきました。
しかし、家庭における経済基盤がしっかりしていないと、“長生きがリスク”ということになりかねません。
超高齢化、労働世代の人口減少に伴い、年金財源の確保が難しくなり、年金は益々先細りしていきます。
医療費・介護費が家計の大きな負担になってきます。
つまり“長生き”は単純に喜べるものではないということです。

そして、必然的に「教育→仕事→引退」という人生のステージでは、「仕事」が長くなります。
会社にとっては、長くなれば当然、終身雇用制度を見直さなければならなくなり、社員は会社に依存してはいられなくなります。
終身雇用・年功序列といういわゆる日本的経営スタイルは終焉を迎えます。

長い老後、年金の縮小のために、定年になっても(60才を過ぎても)、まだまだ働き続けなければなりません。


高齢者継続雇用では収入が大きく減ってしまうし、定年後も同じ職場で働くのも気が進まないし、再就職はなかなか希望通りにはいかないし、やっぱり退職金を元手に会社でも起こそうかなあ、なんて考える方も増えていくかもしれません。


そこで、もっとも重要になってくるのは『生きがい』ということです。

ただ単に老後の家計を豊かにするために(いわば‘金’だけのために)、大事な退職金を起業資金につぎこんでしまうのは、余りにリスクが大き過ぎます。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、起業は“博打”ではないのです。
綿密な事業計画を立て(独善的な甘い計画ではなく)、そして、その計画書をコンサルタントや銀行員などの第3者に意見を仰ぐことが必要です。
定年起業の際はとかくハイテンションになりがち。
第3者の冷静なアドバイスを仰いでください。


そして何より、その事業に生きがいを感じられるかがとても重要です。
“生きがいを感じられる”ということは、起業するエネルギー、事業を継続するモチベーションになるからです。


明日は『生きがい』についてもう少し書きます。


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posted by るしあん at 19:56| Comment(0) | 日記
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