2019年07月09日

子どもの笑顔を未来へと、、、


息子が佐賀に住んでいた頃は、毎年、佐賀に旅行に行っていました。
定宿にしていた旅館のお女将さんがとても気さくでやさしい方で、私達夫婦が行くといつも珍しい郷土料理をふるまってくれました。
しかも訪れるたびに品目を変えてくれて。
佐賀市内の小さな割烹旅館ですが、居ながらにして、有明海のムツゴロウやクツゾコ、タイラギ、ワラスボ、嬉野の温泉湯豆腐、呼子のイカなどを堪能させてもらいました。

群馬では、どこの旅館、ホテルでもマグロのお造りに赤城牛ステーキや上州麦豚のすきやきばかりで、あまり変わり映えしないのが残念です。
海無し県の群馬では、古くから海の刺身をふるまうのがおもてなしとされてきたので仕方ないことなのですが、、、

そんなわけで、佐賀の旅行の楽しみの一つは、風光明媚な土地で珍しい郷土料理を食べられることでした。




さて、先日、有明海では、諫早開門を最高裁が認めない判決が出ました。
国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防閉め切りで深刻な漁業被害を受けたとして、漁業者らが堤防排水門の開門などを国に求めた訴訟の上告審で、最高裁は6月26日付で漁業者側の上告を棄却したのです。


思い返せば、開門派(漁業者)と非開門派(営農者)の法廷闘争が泥沼化した背景には2010年、当時の民主党政権が、開門を命じた福岡高裁判決への上告を見送ったことに一因があります。
群馬でもやはり当時の民主党政権が八ツ場ダムの工事差し止めを行い、いたずらに住民に不安と混乱を与えました。
政治に翻弄されるのはいつもそこに暮らす人々です。

折しも国政選挙の真っ只中。
私たちは、よく候補者を見極めて、大事な一票を投じなければいけませんね。



さて、話しが脇に逸れたので、有明海に戻ります。
今、有明海ではタイラギ漁が大打撃を受けているそうです。
1997年に堤防が閉め切られたあと漁獲量が激減し、今現在、漁業者は養殖を始めるか補助金を受けないとやっていけない状況なのだとか。
なかにはタイラギ漁をあきらめ泣く泣くカニ漁などで生計を立てている漁師さんもいるそうです。

一方で諫早開拓地営農者は一様に「これで安心して働ける」とほっと胸をなでおろしています。

まさに“司法のねじれ”に翻弄される「漁業者vs.営農者」という構図になっていましたが、一連の訴訟は最高裁判決が出たことで大きな節目を迎えました。



佐賀08年9月085.jpg



有明の海に一方ならぬ思いのある私は、あの自然の恵みが無くなってしまうのではと、大変、心配しています。
人間のエゴで海を壊していいものなのだろうか。
私たちは自然に対して思い上がっていないだろうか。


干潟で泥だらけになって遊ぶ子ども達のこの笑顔を未来に残してあげたいなあ。



posted by るしあん at 22:11| Comment(0) | 日記
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