2019年11月21日

大宰相の条件


落語では、「米屋や質屋は3代続かず」と言われます。
「貧乏人に嫌われる商売は長続きしない」からだそうで、江戸時代の庶民の生活が垣間見えます。

さて、時は現代、こちらの方は貧乏人に好かれているかはイザ知らず、首相の通算在任日数が憲政史上歴代最長に達したそうです。
総裁3期目の任期満了まで2年弱、有力な「ポスト安倍」候補が不在の今、記録は益々伸びるのでしょうね。

これまでの最長記録は桂太郎元首相。
ニコポンという愛称が示す通り、人当たりが良く、八方美人の倍、「十六方美人」と言われたそうです(毎日新聞・余録)。
私が知る桂といえば、「坂の上の雲」。小説に登場する“日露戦争に勝利した首相”というくらいしか知りません。
第1次護憲運動により退陣するまで政権を担当したのは8年弱ですが、その歴史的評価は悩ましいようで、その辺りが桂と言っても馴染みが薄い要因のひとつだそうです。


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過般、某新聞で、「安倍首相にはなぜ大宰相の風格がないのか」という記事が載っていたのですが、思わず「なるほど!」と納得してしまいました。
“モリカケ問題”や“桜騒動”に見るように、一国を代表する立場にも関わらず、身内に厚く、問い詰められれば鼻息荒く強弁する姿に国民は引いてしまうのだとか。

憲政史上最長政権の“不治の病”ともいうべき「身びいきと強弁」は安倍政権の悪習。
だから、首相が、権力者ともてはやされる反面、大衆に親しまれる雰囲気がないのだそう。

確かに、私達の郷土の誇る福田赳夫、中曽根康弘、小渕恵三は国政全局面を概括的に俯瞰して政治を行い、税金を自分に都合いいように使うなんてセコイことしなかったし、大衆にも親しまれていました。
威風堂々たる姿は大宰相の風格がありました。


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あっ、私、決して「長さじゃ長州にかなわないけど、風格なら上州の勝ちだもんねえ」なんて負け惜しみを言っているわけじゃありませんから!!



いずれにしても、どうも「長さ」が「大宰相の条件」ではないようで‥‥

今回の桜騒動、国民に届く言葉でやり過ぎを謝罪して器の大きいところを見せてほしいなあ。
「名簿も領収書も捨てちゃったもんねえ」なんて言い訳、あまりに小さい!!





posted by るしあん at 21:32| Comment(0) | 日記
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