2020年03月02日

セントルイス効果


今日から全国の小中高校で臨時休校。
サラ・ミラの通う小学校では、今日は登校して休み中の生活指導を受けて、明日からお休みに入るそうです。
突然の休校に戸惑うご家庭も少なくないようですね。

うちの場合、サラ・ミラは、るしあんで、犬と遊びながら勉強させればいいのですが、、、
いつも3人で遊んでいる裏のアパートのお友達は、お母さんの実家の新潟で預かってもらうことになってしまい、サラ・ミラは少し寂しそうにしています。



さて、そんな突然の安倍首相による「一斉休校要請」ですが、多方面に混乱が生じるために、その決断は“独善”とみるか“英断”とみるか政府与党内でも意見が割れているようですね。
“モリカケ”“桜”に加えて今回は“法解釈をねじ曲げての高検の抱き込み”に、怒りを通り越して、ただただ呆れるばかりの傲慢ぶりの首相ですが、、、
いつも、その首相をブログネタにさせてもらってこき下ろしている私ですが、今回はちょっとばかりシンゾウさんに賛同の拍手をしています。



abekyuukou01.jpg




表題のセントルイス効果とは……
約100年前、全世界でスペイン風邪(インフルエンザ)のパンデミックが起こりました。
一説では、世界で5億人が感染し、5,000万人以上が死んだとされています。
日本では39万人がお亡くなりになったそうです。
この流行が始まったのはアメリカですが、なぜかスペインが発生源と誤報されて、この不名誉な病名が命名されてしまいました。
真の発生源であるアメリカでは、死者は50万人に達しました。

その時、実際にアメリカで起こった事。
○セントルイス:すぐに学校、教会を閉鎖。集会施設も閉めて人が集まることを禁止。
○フィラデルフィア:事態を静観し、流行が自州で始まってから対応を始めた。

セントルイスでは、学校閉鎖や外出制限に対する市民の反発はすさまじく、フィラデルフィアでは地元紙「フィラデルフィア・インクワイアラー」が「一体何の効果があるのか? いたずらに市民を不安に陥れているだけ」と思いっきりセントルイスをディスっていたのです。

その10余年後、、、 アメリカ政府がこのパンデミックに関する統計を発表。
それによると、、、

・セントルイスの感染者数拡大のピークは、フィラデルフィアより2カ月遅かった。
・セントルイスの感染者数拡大のピークは、フィラデルフィアよりかなり低いものであった。
・セントルイスの死亡率は、フィラデルフィアの4分の1だった。

という衝撃のものでした。
市民からは日常生活の不便さや経済の停滞など、文句ばかり言われた政策だったが、結果的には市民の命を守ることにつながったのです。



speinkaze01.jpg




毎日新聞によると、首相側近の話しとして、「首相はスペイン風邪がもたらした近代史上最悪のパンデミックのことが頭の片隅にあるようだ」と伝えています。
とかく人はその渦中にあると、未知のウイルスが何をもたらすのかは分かりません。
それゆえに、一国のリーダーは、マスコミが好き勝手な非難をしても、甘んじてそれを受け、国民を守るために毅然と対応を進めなければならないと思います。
そういう意味で、100年前のような最悪な事態を想定して、それに対して、“すぐに”行動に出た安倍首相には拍手を送りたいです。

ただ、代わりに学童保育施設に児童を押し込めるんじゃ、せっかくの一斉休校もまったく意味がなくなってしまうと思うのですが、、、




残念ながら、首相がどんな判断を示そうとも現状では、経済の収縮はまぬがれないでしょう。
ただ、時代は令和なのに未だ「発熱中の出勤を根性と責任感の証し」と考える昭和遺産的な企業もあるようです。
新型コロナに罹患したらクビにする会社も、、、
いったい、いつの時代の会社なのさ!



新型ウイルスの問題は、シンゾウくんが独善的なのかという問題をはるかに超えて、現代社会のあり方をどう変えていくのかというもっと深〜い問題なのかもしれませんね。






posted by るしあん at 21:49| Comment(0) | 日記
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