2021年07月17日

な〜〜んか、嫌〜〜な感じ!!(その2)


前回の東京都の緊急事態宣言の時には、劇場への自粛要請に対し、落語協会は毅然と「落語は不要不急にあらず」と拒否の姿勢を示しました。
迂余曲折、結局のところ折れて演芸場は自粛となりました。
噺家の心意気を応援していたのに、残念な結果になってしまいました。



時は、太平洋戦争開戦前夜。
この時は、東京の噺家らが自ら「禁演落語」なるものを制定して、時局にふさわしくないとの理由から53演目を封印してしまいました。
落語ファンならずとも、名作「明烏(あけがらす)」「居残り佐平治」「紙入れ」などを禁じたといえばおおよその想像はつくでしょう。
遊郭や浮気などの男女の機微の演目を自主規制したのです。
理由は明白、ただの「お上への忖度」です。
自由な表現が奪われた戦時下においては仕方のないことと思われがちですが、自らそれを放棄してしまったことはさすがに「ゆきすぎ」だったと噺家に暗い影を落としたようです。



hanatuka01.jpg
浅草・本法寺/「はなし塚」



そんな戒めも、コロナ自粛拒否の一因にあったのでしょうか。
4回目となる今回の東京都の緊急事態宣言。
スポーツ・イベントは特別扱いして、文化芸術にはまたも自粛を強いるのでしょうか?

コロナを免罪符に「べからずべからず」の暗い時代への足音がヒタヒタと近づいている?




こりゃあ、うかうかしちゃあいられねえ!!






posted by るしあん at 21:53| Comment(0) | 日記
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