2022年11月11日

米から米の話し


もう何十年も前の話しですが、アメリカの銀行へ研修兼出張のためロサンゼルスにほんのわずかですが住んだことがあるんです。
食事は、平日、寮で6→22時いつでもビュッフェがオープンしていたので困ることはなかったのですが、、、
当時は今みたいに日本食はブームになっていませんでしたので、ビュッフェに日本料理がないのは当たり前。
たま〜に長粒米のパサパサライスやなんとかロールなんていう訳の分からない巻き寿司もどきが並ぶ程度。
日本食が恋しくてスーパーに行っても日本のブランド米は無く、豆腐や納豆はバカ高かったのを覚えています。
あの頃は野茂英雄選手がトルネード投法で大活躍していましたので、週末、野球観戦の後、ダウンタウンの日本人街で食べるお寿司やしゃぶしゃぶは最高の贅沢でした。

それから10年くらい経った頃だろうか、私が沼田支店に勤務している時ランチで立ち寄ったお寿司屋さんのメニューに“カリフォルニア・ロール”があって、、、
「えっ!?」と驚いてカンターの中を覗いてみたら、あの日本人街の寿司屋の大将がそこに!
なんでも親父さんが亡くなったのを機にロスを引き上げ、家業の寿司屋を継いだのだそう。
まさに「奇跡の再会」でした。
互いに群馬出身なんて話してなかったから、驚いたのなんの。
まさか、ロスで会った人と群馬のしかも沼田なんてド田舎(←沼田のみなさんスミマセン! ディスってるわけじゃありません。私、沼田は大好きです)で再会するなんて!!
互いに「どうせ奇跡の再会なら金髪のアメリカ美女とが良かった」なんて、しょーもないオヤジギャグを言い合いながら笑いました (^O^)



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野茂選手がドジャースで活躍したのは20世紀最後、それから遅れること10年、イチロー選手がマリナーズで大活躍をしたのは21世紀の幕開けと同時でした。
何事にもストイックなイチロー選手はルーチンをとても大事にしたそうです。
練習や縁起担ぎまでも毎日同じことを繰り返しルーチン化し、それがバッターボックスでの集中力につながったと言われます。
打席に着いてからもバットでピッチャーとの間合いを測るような動作も決まっていて、まるでお侍さんみたいで、“野球道”を体現しているかのようでした。
そして、そんなイチロー選手だから、食事もルーチン化していました。
それは、「毎日、必ず、朝飯はカレーライスを食べる!」ということ。
多くのトップアスリートは食事管理に気を使い、低カロリー高タンパクにこだわるところ、イチロー選手の考え方は全く違ったそうです。
それは「食事はストレスを与えるものではない」ということで、ストレスを貯めないために敢えて大好きなカレーライスを食べ続けたそうです。
この話しを聞いた時、疑問に思ったのが、
「あんなマズイ米しかない国で、どうやったら毎日カレーライスを食べられるんだろう?」
ということ。
調べてみたら、山形県の農業法人がイチロー選手のためにお米を提供していました。
この法人は「みんなが憧れる人に食べてほしい」との思いで、まず同県選出の国会議員らを通じて品質や美味しさを売り込みました。
積極的な宣伝はしなかったもののウワサは広がり、やがてイチロー選手の耳にも。
美味しいカレーライスを毎日食べたいイチロー選手の需要とマッチしてアメリカに送り続けることになったそうです。(『食糧ジャーナル』)

この農業法人の取り組みは、コメが持つ可能性と販売戦略の大切さを浮き彫りにしました。
コロナ禍で米価が急落した中でも、山形県産「つや姫」と青森県産「晴天の霹靂(へきれき)」が下げ幅を抑えられたのは、味や食感の特徴を知る固定客をつかんでいたからだと言われます。

「イチロー選手の勝負めし」は、生産者側にとっても「勝負めし」だったというわけです。



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では、今現在、大リーグで大活躍中の大谷翔平選手の場合はどうでしょう。
実は、大谷選手は『米粉パン』の愛用者であることが知られています。

ご飯としての美味しさを追求することより、絶品の米粉パンを作るためのコメを作ることが、「大谷選手の勝負めし」に採用される近道なのかも!

とはいえ、パンにした時に美味しさを発揮するコメって、一体、どんなコメなんだ?



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ということで、長々と書いてきましたが、今日の標題「米から米の話し」は、「アメリカからコメの話し」と読んで下さいナ!!!








posted by るしあん at 18:57| Comment(0) | 日記
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