今日の午前中は秋雨、涼しいのはいいのだけど、、、
こうした霧雨がまるで煙のように風に流されて降ると、稲穂に水滴が貼り付いて重みで稲が倒れてしまうんです。
不思議なもんで、かえってザーと降った方が倒伏しないものなんですよ。
最近のコンバインは優秀なので少しばかり倒れても前方の爪でちゃんと起こして刈ってくれるのですが、倒れ方によっては補助員が手作業で立たせなくっちゃいけないんです。
コンバイン・オペレーターの人は、この雨の降り方にやきもきしてるんじゃないかなあ。
稲刈りは稲穂が乾いていないとできないので、もしかしたら収穫スケジュールに遅れがでるかもしれません。
我が家では、新米のほかにもうひとつ秋の味覚で楽しみにしているものがあります。
それは“栗の渋皮煮”。
前の畑の奥様が料理が滅茶苦茶上手で、実家で採れた栗で渋皮煮を作って、それを毎年お裾分けしてくれるのです。
冷蔵庫でキンキンに冷やして食べるとまるで“極上スイーツ”。
サラ・ミラは毎年楽しみにしていて「マンジャーレさんから甘い栗が届いた(^^ )」と大喜びしています。
ちなみに、孫たちは前の畑の奥様のことを、その料理の腕前を称えてマンジャーレさんと呼んでいるんです。

ご近所の栗農家さんによると、今年も猛暑続きで栗が木から落果しなかったそうで、竹の棒で叩き落したそうです。
栗は秋を感じると自ら落ちるのですが、あまりに残暑が厳しいとまだ夏だと思って木に留まって、最後は樹上で腐ってしまうのです。
ちなみに叩き落とした栗は水を張ったタライに入れて沈んだ物だけを直売所に並べるそうです。
浮いた物は中身がスカスカで売り物にならないのだとか。
その農家の栗林は夏場はカブトムシやクワガタが採れるので子どもの格好の遊び場になっています。
周りは金網張りになっていてニワトリが放し飼いになっているんです。
時々、ニワトリに追いかけられる子どももいて、夏休みには楽しそうな歓声が響いていました。
卵も直売所に並ぶのですが、平飼いの有精タマゴなので美味しいんです。
温めればヒヨコが孵るかも。

甘い物好きの飲兵衛の私、実は美味しいモンブランケーキも大好物なんですけど、、、
この時期はやっぱり季節を感じられる素材を活かした“渋皮煮”や“栗ご飯”だよなあ〜 ( ^^) _U~~