2024年10月29日

狛犬


先日は遅くなってしまったのですが、新米の初穂の奉納に行ってきました。
喪中の身なので鳥居をくぐるわけにもいかず、聖域を避けて社務所で巫女さん(宮司さんの娘さん)に託してきました。
狛犬に「ごめんね」を言いつつ後ろを通って車に戻ったのです。

そう言えば昔、子ども達の七五三で参拝した時、娘が狛犬を見て「これって犬なの? ライオンなの?」なんて言ってたなあ。
「神様を守る番犬で、お口が、“あ”と“うん”って言っているんだよ」と教えたのですが、解かったのか解からなかったのか、「ふ〜ん」と気の無い返事をしていました。
秩父の三峰神社に行けば狛犬がオオカミなので、より犬らしく見えるかなと思って、いつか連れて行ってあげようと思いつつ、結局、二人とも大人になってしまいとうとう連れて行く機会は訪れませんでした。



以前、宮司さんに教えてもらったのですが、狛犬とは本殿から離れた所で神様をお守りする守護獣で、元々は天皇をお守りする聖獣だそうです。
それが、皇統や天皇と縁(ゆかり)のある神社にも置かれるようになり、やがて全国の神社に広がっていったそうです。
古くは本殿内や縁側に置かれたそうですが、いち早く邪気を払って神様を守るために今のように本殿から離れた場所になったようです。
左右に鎮座することで結界を張り、悪いものの侵入を防ぐ、、、
沖縄の家に見られるシーサーも同じ意味合いだそうです。



一般家庭でも、門に置物を据えることで結界が張れるそうなので、貴方も試してみてはいかがですか?
ちなみに、これは我が家を守る犬たちです。
狛犬にしては迫力不足ですが、、、



今のご時勢、邪気祓いというより“闇バイトのクソ餓鬼除け”の方が必要なのかもしれない (-。-)ハア‐-゜゜゜




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posted by るしあん at 18:04| Comment(0) | 日記
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