2025年05月22日

イチャモンの、その先にあるもの


トランプさんは自分(おのれ)の存在感を示すためには“何かをやり玉にあげる”ことしかできないようで、、、

先日は名門ハーバード大学に咬み付き税優遇措置を取り消すと表明しました。
学生が、ガザ市民を虐殺するイスラエルを批判したことから“反ユダヤ主義”対策を口実に非課税資格を廃止するとSNSに投稿したのです。
ハーバードをめぐってはこれまでもトランプ政権は助成金の一部を凍結するなどしており、一層の圧力を強めた形です。
大学側は当然「アメリカの高等教育の将来に重大な影響を与える」と政権を批判していますが果たしてどうなることやら、、、
新潟長岡藩末裔のみなさん、誰か「米百俵」の物語を英訳してホワイトハウスへ送ってやってください。


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そういえば以前は「紙ストロー」にも咬み付いていましたね。
咥えた時の感触の悪さや耐久性でイチャモンを付けたのかと思いきやさにあらず。
なんと「バイデンが紙ストローを推奨していたのが気にくわないから」なんだそう。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってか!?  小学生かよ!

いつだったか、1セント玉にも難癖をつけていましたね。
確か、「1セント硬貨を鋳造するのに2セントのコストがかかる。無駄使いだから今後は1セント硬貨を作らせない」とか言っていました。
1セント玉って耐久性って無いの!?
何十年も劣化に耐える物に時間的価値を見ず、今だけの生産コストだけで論ずるなんて、、、
「カードやバーコードのキャッシュレス決済が進んでいるので」と言えばいいのに、何か言いたくない訳でも!?
と思っていたら案の定、仮想通貨「トランプコイン」の普及と価格高騰が狙いだったようで。
今度、トランプコインをいっぱい持ってる富豪をお食事会に誘ってくれるんだって。
ドルの“世界の基軸通貨”の座を放棄し、仮想通貨「トランプコイン」を流通させるなんて言い出したらホント、アメリカは終わりますよ。



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ある本にこんなことが書いてありました。
――誰かを悪者に仕立てて、そこを攻撃する。
民衆は熱狂し、物事の本質を見失う。
こうして悪意に満ちた為政者は、まんまと自分の本当の狙いを達成させるのである。――

悪目立ちするトランプ大統領ですが、日本においてもシレ〜ッと世論が誘導されているのかもよ〜、、、知らんけど、、、

国鉄、郵便局、然り。
「コメが高いのはJAが悪い」「備蓄米が流通しないのはJAが悪い」などと、すべての責任をJAのせいにして悪者に仕立てるような報道が出始めたら要注意。
流れに乗らず一度立ち止まって“自分の考えで”物事をよく見てみよう。



コメ百姓の私が思うこと。
「コメが不足している」んじゃなくて「コメの生産能力が不足」してるんじゃね!?
豆などへの転作に補助金を出し、飼料米生産に補助金を出し、、、減反政策はやめたとしつつコメ(田んぼ)を減らす政策を続けてきたのはセンセー達でしょ。
センセー達が見るべきは「票」じゃなくて「俵」なんじゃね!?

さてさて、日本の食料安全保障を本気で考えてくれるセンセーはいるんだろうか?

もう、「脳衰大臣」はこりごりだあ〜〜〜(`´)









posted by るしあん at 15:25| Comment(0) | 日記
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