2025年06月13日

真ん中


昨日は90歳を超えたお年寄りが高速道のトンネル内を逆走。
その前は、若い人が国道を逆走し重大事故が発生しました。
最近、妙に、逆走による事故が増えているように感じます。


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かつてアメリカ第34代アイゼンハワー大統領はこう話していました。
「道の中央部はすべて使用可能だが、過激な左右は側溝の中にある。」
これは“逆走”の話しではなく、政治姿勢の話し。
アイゼンハワー元大統領は中庸を旨とし中道的な政策を重視しました。
この言葉を引き合いにユーモアを交えて語ったのはサッチャー元英首相。
「道の真ん中に立つのは危険だ。両側からぶつけられる。」
サッチャー元英首相も中道路線を目指しましたが、右派からも左派からも批判されるリスクを指摘していました。



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トランプ政権発足以降、世界的に分断、二極化が進み、まさに“中道受難”の時代に。
大戦以降、自戒の念から中道左派の政治を行ってきたドイツでも「極右」が躍進し、世界中が驚きました。
トランプは時代が生んだ稀有な“いびつな寵児”なのだろうか!?
まるでトランプに呼応するように、世界の至る所でナショナリズムが叫ばれています。
先日はインドとパキスタンがカシミールを巡って武力衝突しました。
核保有国どうしで全面戦争かと、世界中が固唾を飲んで見守りました。

そして、つい今しがた、イスラエルがイランに突然、武力攻撃を加えたとの速報ニュースが流れました。
イスラエル軍は、テヘラン、イスファハンなど7都市を空爆。
核施設といわれている施設100カ所以上に攻撃を加え、80人程が死亡し300人超が負傷したとのことです。
放射能漏れは? なんて愚かなことをしでかしたのでしょう。
ネタニヤフの狂気は留まることがないのだろうか。
ネタニヤフは極右勢力の協力がないと政権基盤を維持できないので、極右の言うことを聞かざるを得ないということですが、果たして本当のところどうなんだろう。
私には、道路の右端の側溝の中を暴走している好戦家の狂った政治家にしか見えないのですが、、、
アラブ諸国は一斉に反発。
下手すりゃ中東戦争が勃発しかねません。



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はるか昔にアリストテレスはこんなことを言っています。
―― 過激や不足は「よさ」を喪失せしめる。
「中」はそれを保全する。
「徳」とは「中庸」に他ならない ――

そして孔子は、
―― 過ぎたるは及ばざるがごとし ――

洋の東西を問わず、賢者は中庸を最高の徳と考え、後世に金言を残してくれました。



穏健な政治のかじ取りをしようと考える為政者はもはやいなくなってしまったのだろうか。













posted by るしあん at 19:54| Comment(0) | 日記
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