ある新聞のオピニオン欄に載っていたのですが、今のコメを取り巻く状況は大正時代のそれによく似ているそうです。
第一次世界大戦で輸出産業が好景気に沸く一方で、物価高騰が急激に進み、賃上げが追い付かず庶民の実質賃金はマイナスに。
そこにコメ不足が追い打ちをかけ、、、
米価高騰に対応するため、政府は飼料にも使われる「大豆粕」を食べることを推奨したのです。
「越中女一揆」と呼ばれる米騒動も起きて世の中は混乱を極めました。
その頃、流行(はや)ったのが演歌師 添田さつきの俗謡「東京節」。
東海林太郎が「パイノパイノパイ」という題名で歌い大ヒットしたそうです。
♪東京で自慢はなんですね
♪米も作らず暮らすこと
♪タジレた市長を仰ぐこと
♪市長の言うことよくきいて
♪豆粕食うこと痩せること
「タジレた」とは「常軌を逸した」とか「呆けた」という意味。
この市長は田尻稲次郎、大蔵官僚から政治の世界に転じた人物です。
時は令和――
タジレたゲル首相はニワトリのエサの3年古米を庶民に食わせて、、、
国民から2度の国政選挙で「NO」を突き付けられたのに辞める気はなく、、、
物価高騰に対しても何ら打ち出せず、、、
そういえば、選挙前に票が欲しくてみんなに配るって言ってた2万円はどこいった?
「パイノパイノパイ」と時を同じくして評判になったのが河上肇著『貧乏物語』。
河上は著書の中で、成り金と庶民の格差が拡大していることを憂いています。
持つ者と持たざる者の格差がどんどん広がっているのは、令和の今も同じ。
「子どもの貧困」や「相対的貧困」は無くならず、格差は益々大きくなっています。
食事に事欠く子ども達はいないのだろうか。
夏休みに入り、学校給食も無いこの時期、特に心配になります。
うちの近所の子ども食堂は食事のみならず、夏休みの“居場所の提供”も行っています。
猛暑が続く中、エアコンの効いた場所が欠かせないのです。
この取り組みは篤志家の善意によるもので、政治の力ではありません。
参院選が終わったとたんYouTubeなどでは政治ネタがパタリと止んでしまいました。
世の中がいきなり政治に無関心になってしまったかのよう、、、
まさかとは思うけど、各党とも選挙が終わったとたんに“公約”を忘れてしまったなんてことないですよね〜。
今だからこそ、政治を停滞させることなく、物価対策、社会保障対策などを進めていかなければならないのです。
第一次世界大戦の戦後恐慌によって不況に陥った大正の日本は、その3年後に関東大震災が起きて、震災手形と呼ばれる不良債権によって金融恐慌を引き起こします。
銀行の取り付け騒ぎなどが続き金融システムが不安定を極め、そして、昭和金融恐慌へと続いていくのです。
極端な緊縮財政はデフレを加速させ、やがて資源を求めて外国へ、、、
これが、第二次世界大戦前夜の出来事なのです。
今のタジレた政権のまま物価高騰にあえいでいる最中に、もし明日、南海トラフ地震でも起きようものなら……
トランプ関税による不況がやがて世界恐慌へと進み、どこかで軍事衝突が起きようものなら……
こんなことを考えるとそら恐ろしくなります。
みなさん、選挙は投票したら終わりではなく、1票を託されたセンセーが何をどのように取り組んでいくか、しっかり見張りましょう!!!
そして、今だからこそ政治に無関心にならず、自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分の答えを探しましょう!!!