毎週、大河ドラマ『べらぼう』を楽しく見ています。
薄学の私は、江戸のメディア王と称される蔦屋重三郎のことを全く知らないので、勉強を兼ねてドラマを楽しんでいます。
蔦重の活躍と並行して進む物語が、田沼意次と権謀術数渦巻く幕府政治のドロドロとした舞台裏で、こちらも大変興味深く見ています。
ドラマですから史実と違った脚色も多いのでしょうが、まっ、それはそれで割り切って視聴しています。
時代は「天明の飢饉」、田沼意次失脚の一因となった社会不安が描かれています。
授業では、天明3年の浅間山の大噴火により、火山灰が日照不足を引き起こし冷害による大凶作となったと教わりました。
特に東北地方の被害は甚大で、多数の餓死者や疫病死者が出ました。
飢えて痩せ細り死に至る様はまるで地獄絵図のようだったのだとか、、、
さて、「飢饉」の国際的な定義とは?
IPCは「特定地域の人口の少なくとも2割が極度の食料不足」に直面するなど食料消費、栄養失調、死亡率の3つの条件を満たした場合に飢饉と判断しています。
IPCとは国連機関や人道支援団体で構成される「食料不足や栄養失調の深刻さと規模を分類して定義して運用する組織」のことです。
また、組織名だけでなく「総合的食料安全保障レベル分類」の指標そのものもIPCと呼んでいます。
昨日22日、国連はパレスチナ自治区ガザの中心都市ガザ市で「飢饉」が起きていると発表しました。
IPCは、食料不安の5段階のうち、「最も深刻な状態」に当たると認定しました。
イスラエル軍は更にガザ市制圧に向けて攻勢を強めており、軍事攻撃と併せて境界封鎖により支援物資を止め「兵糧攻め」を行っています。
グテレス国連事務総長は「人災だ」とイスラエルを非難し支援物資搬入を求めていますが、イスラエル政府は聞く耳を持たず「ねつ造の報告書だ」と逆ギレする始末。
実際に、ガザの子どもの約3人に1人が栄養失調に陥っている状況にあり(UNRWA:国連パレスチナ難民救済事業機関)、栄養失調による死者は270人を超えていて(ガザ保健当局)、国際社会から一層の圧力と一刻も早い救援が必要とされています。
G7では、フランスやイギリスはパレスチナ救済に動き出しましたが、ドイツは先の大戦のユダヤ虐殺がありイスラエルを非難することができません。
アメリカはTACO野郎が相変わらず盲目的にネタニヤフを支持しています。
さすがにガザの惨状が報道されると、これまでトランプを支持していた層からも若者を中心に「MIGA(ミガ)」との反発が起きました。
ミガとは、トランプの「Make America Great Again」のアメリカをイスラエルに置き換えて皮肉ったもの。
「若者の就職難、失業が増え、生活はちっとも良くならない」「トランプはアメリカじゃなくイスラエルをグレートにしようとしている」との批判には、若い世代の「失望感」が根底にあるようです。
これで、よくもまあ「ノーベル平和賞が欲しい」なんて言えるもんだ、、、
さてさて、我が日本政府はどう出るのか?
「恥さらし」のような事だけはしないでね、ゲル首相!!
いつだったか、NHKの「アナザーストーリー」で、“海を渡ったマンガ”ということで「はだしのゲン」が取り上げられていました。
SNSなどがない時代にいかに英訳し販路開拓をしていったかが紹介されていました。
原爆禍の実相を広めることがどれほど困難なことだったか、、、
関係者の情熱にはただただ脱帽するばかりでした。
トランプに「火垂るの墓」を見せることはできないものか。
パレスチナの子どもたちをこれ以上、清太と節子にしてはいけない――