悠仁様が「成年式」を迎えられ喜ばしいかぎりです。
本来であれば昨年、加冠されるべきところ学業を優先されて、19歳での儀式となられました。
数年前に高校進学が取り沙汰された時、農大二高出身の息子は、農大一高ではなく筑波付高に進まれることになって残念がっていたなあ。
筑波大では生命環境学を学ばれていらっしゃるので、専門課程に進まれる際は、何を専門に研究されるのか楽しみです。
――皇室の伝統は『武』ではなく、常に学問でした。
学問を愛する伝統を続けていきたい。――
こう話されたのは、上皇陛下(平成天皇)。
皇太子時代の会見でのことでした。(毎日新聞より)
そうして、上皇陛下は学生時代からハゼの研究に取り組まれてきたのです。
イソギンチャクの研究で知られる昭和天皇は、「歴史学」にも関心を寄せられたのですが、「人に利用される」ことを懸念して「生物学」を選ばれたといいます。
大戦時には現人神(あらひとがみ)として軍国政治に利用されてしまい御心の内はいかがなものだったのでしょう、、、
昭和天皇は少年期には昆虫採集に熱中していたといいます。
元々「生物学」に興味があり、周囲に「三つ子の魂百までも」と語っていたのだとか。
悠仁様の「生き物好き」は、ひいおじいちゃんやおじいちゃん譲りなのかもしれませんね。
昨年の18歳を迎えられた時の会見では、「バイオミミクリー(生物模倣)」に興味があり海外留学にも意欲的なことが語られました。
バイオミミクリーとは、トンボの羽根の特性をプロペラに応用するなど、“自然の智恵”を生かした技術開発のことをいいます。
るしあんのお客様の知り合いには、某ハウスメーカーでカタツムリがどんな環境においても殻が汚れないことに着目して“汚れない外壁”を作る研究している方がいるそうです。
また、500系新幹線の先頭形状はカワセミ、パンタグラフはフクロウの羽毛を模したというのは有名ですよね。
ハスの葉っぱの撥水性能(ロータス効果)がレインコートやテーブルクロスに応用されています。
他にも生物模倣による新技術はたくさんあります。
バイオミミクリーによって、産業と技術革新の基盤が作られることが期待されてるのです。
将来の天皇陛下が、環境にやさしい新たなテクノロジーを生みだし発展させる分野にご興味をお持ちになられるのはなんとも頼もしいかぎりです。
皇室の伝統を守りつつ、新たな可能性を広げていただきたいと思います。
私の年齢では、悠仁天皇陛下の御代は見ることができないのだろうなあ、、、
孫たちが生きていく時代が、技術革新によって豊かになり、そして、戦争のない平和な世の中であることを心から祈っています。