今日は、サラは塾の模擬試験。本番さながら制服で出かけていきました。
塾では、「今から制服で受けることに慣れ、試験本番での緊張を和らげる」という目的で秋から実施しています。
受験生の中には、朝、制服を着ることで「気が引き締まる」だけならいいのですが、「緊張過多」になってしまう子もいるようで、塾ではメンタル面でのサポートまでしてくれているのです。
来月になると面接試験に備えた模擬面接も始まるそうです。
受験生は大変だあ〜。
面接といえば、今時の子は敬語がうまく使えない子が少なくないようで、、、
サラは運動部でバリバリやっていたので、先輩たちと話す機会が多かったせいか「敬語はちゃんと使えるよ」なんて言っています。
どうなんだかなあ!?
私は脱サラして15年近くが経ち、普段は百姓仲間と「そうだいのう」なんて“田舎の爺言葉”で話してばかりで(るしあんのお客様とはもちろん丁寧な言葉遣いをしますが)、敬語の使い方に意識を集中することはなくなりました。
そんな私ですが、どうしても「させていただく」という敬語の誤用だけは聞いていて気持ち悪くなってしまいます。
テレビでタレントが丁寧な言葉を使おうとするあまり「新曲を出させていただきました」「では、評判の○○を食べさせていただきます」などと話すのを聞くたび違和感を感じてしまいます。
「じゃ俺が新曲だしちゃダメ」「食べちゃダメ」と言ったら出さないの、食べないの!?
思わず、「あなたは“相手の許可を求めているわけではない”んでしょ」とテレビに向かってツッコミを入れてしまいます。
一緒に見ている女房は「もっと静かに見られないの」と呆れています。
「クセで、映画館で声に出してツッコミ入れちゃうんじゃない!?」
映画のセリフで誤用はないだろうけど、まあ、確かに女房の言う通りだよなあ、気を付けよ、、、
でも、、、私が面接官なら敬語を満足に使えない人は間違いなく減点するよなあ。
「御社のHPを拝見させていただきました。」なんて言われたなら、“二重敬語”が気になっちゃって。
心の中で、「拝見いたしました」「見せていただきました」でいいじゃん、とつぶやきながらスコアシートから「マイナス5点」だな。
言葉とは面白いもので、二重敬語の誤用に違和感を持つ人が少なくなり、やがてそれが当たり前になっていくのかもしれません。
「言葉は生き物」と言われる所以です。
丁寧な言葉はより丁寧に、忌み嫌われる言葉はより簡潔な表現になる傾向があるようです。
今、日本中で問題となっている「熊」、英語ではベア(bear)ですが、元々は正式な別の名前があったそうです。
ところが、昔の人が恐ろしい動物の名前を呼ぶのが怖くて「忌み語」として使わなくなりました。
人々は「森に住む茶色いもの」と表現するようになったのです。
そして言葉をより簡潔にして「茶色:ブラウン(brown)」と呼び、それが時が経つに連れ更に短く「ベア(bear)」となったそうです。
ちなみに日本語の「熊(くま)」も英語とまったく同じなんですよ。
「森深く暗い所(隈:くま)に住む獣」を「隈に住む獣」と呼ぶようになり、やがて短く「くま」と呼ぶようになったのだとか。
諸説あり、冬眠が特徴なので「籠(こも)る獣」から「こも」がやがて「くま」に変化したなんてのもあります。
いずれにしても、洋の東西を問わず、良い言葉は長く、悪い言葉は短くなる傾向は同じようで、、、実に面白い!
近々、我が家では「落ちる」「滑る」は禁句になるんだろうなあ、、、
「受験生あるある」です(*^_^*)