昨日は、琵琶湖疏水(そすい)界隈を旅したいと書きました。
琵琶湖疏水は今も湖水を京都に運ぶ現役の水路です。
明治維新により天皇が東京に奠都(てんと)(*)され衰退してしまった京都を振興するために疏水工事は始まりました。
産業・発電用のための水路建築は心血を注ぎ、1890年に完成。
その後、第2疏水が作られ、その用途は生活用水(水道)にも広げられていったのです。
南禅寺と水路閣
全国には水路設備が名所になっている所は多々あります。
熊本県山都町の「通潤橋」は日本最大級の石造アーチ水路橋ですが、こちらは土木構造物として「国宝」に指定(2023年)されています。
圧巻の放水は必見です。
県内では丸沼のバットレス式ダムも必見。
昭和の初めに全国でたった8基しか造られなかったバットレス式を間近で見ることができます。
湖上を観光ボートで進み静謐な世界に分け入ると、まるで異世界の雰囲気を味わえます。
ダムカード収集家の界隈では「丸沼のバットレス式ダム」は大人気のカードなんですって。
冬は雪に閉ざされてしまうので、夏の観光に是非どうぞ。
そういえば、水道管の経年劣化が全国的に進んでいるそうです。
埼玉の道路の大陥没を引き起こしたのは下水管ですが、突然、道路を突き破り噴水のような水柱が立つ上水道管の破裂事故のニュースも時々見かけます。
事故の報道を受け、上下水道設備のメンテナンスのため水道料金を上げる自治体もあるようです。
そんな中で、東京都は今夏、4カ月限定で都内の一般家庭などを対象に水道基本料金を無償化しました。
たしか、その分をエアコンなどの猛暑対策に充ててもらいたいということでした。
どんな成果が上がったのか? 検証結果は発表されたんでしたっけ!?
「これで独居高齢者の熱中症死が少なくなればいいなあ」と都の手厚い政策をうらやましく感じていました。
「財政が豊かな東京都はいいよなあ」、もしかしたら地方のこんな声が、今回の「東京の税収の一部を地方に回すべき」という動きにつながったのかもしれませんね。
早速、ユリコ知事は「許さん!」と吠えていましたが、、、
そして、もうひとつ大きな問題が、、、
それは水源の地を外国人が取得しているという事実。
政府はきちんと全国でこうした事例が何件発生しているか把握しているのだろうか。
私の友人が喫茶店を経営する別荘地では上流の○○湖周辺の土地を中国人企業が買い進めているそうで、地域住民はみな心配しているのだそう。
「景観」を守るのはもちろんのこと「水」を守ってほしい旨を行政に訴えても、役場の方では「法に則っている」と言うだけ、、、
友人は「現行法の不備について考えようともしない」と行政の姿勢に怒っています。
私が育った一昔前は「日本は“安全”と“水”はタダ」と言われていました。
島国で雨が豊富な列島では水は利権の対象ではなく、いつもそこにあるのが当たり前。
家に鍵を掛けなくても平気なくらい犯罪も少なく、凶悪事件は稀でした。
こんなのんびりした時代を生きてきた我々ジジイ世代や後期高齢者が政治家をやってるんだから「危機感が欠如」しているのかもしれませんね。
国会は議員削減の問題で紛糾していますが、まずはこうした“寝ぼけた”センセーに退場してほしいものです。
孫たちの世代のために、「水の未来」を心から憂う私なのです――
*奠都(てんと)とは……
奠都は新しい場所に都(みやこ)を定めること。
ですが、遷都(せんと)とは違います。
遷都は都を移すことですが、奠都は元の都を残したまま新たに都を設けることをいいます。
明治維新の際は「東京奠都」でした。
従って、天皇ご一家は京都に都を残したまま東京という新しい都にお出かけなさっているのです。
嘘か真か判りませんが、、、
新幹線で御所に向かわれた天皇を迎える京都駅の駅長は「お帰りなさいませ」とご挨拶申し上げるそうです。
信じるも信じないも貴方次第――