昨日は「今でしょ」と書きましたが、真逆のことを書いたのは作家の遠藤周作さん。
エッセーに「明日できることは、今日するな」と著しています。
若い世代の人は映画『沈黙』が大変な評判となりましたので、お堅い純文学作家という印象かもしれませんね。
小説「沈黙」は史実に基づき、キリシタン弾圧下の宣教師と市井の人々の信仰心を描きました。
この作品で書かれた「弱者の神」は遠藤作品に通底する主題となっています。
しかし、遠藤さんといえば私たちが子どもの頃は、狐狸庵(こりあん)先生と呼ばれ、ダバダ〜というBGMが印象的なインスタントコーヒーのコマーシャルで「違いのわかる男」として出演したりしてユニークな作家というイメージでした。
実際、「ぐうたらシリーズ」という著作もあって、ユーモラスな文章を綴る作家でした。
冒頭の「明日できることは、今日するな」は、実は狐狸庵先生が作った文ではなく、外国の格言をエッセー「明日という日があるじゃないか」の中で紹介したものなんです。
その意味は、「無理しないで先延ばしすればいいじゃん」という怠惰の勧めでは決してなく、林先生と同じことを言っているのです。
その真意は、、、
――今日できることは一生懸命に今日のうちに取り組み、あとは愉快に遊ぼう――
つまり、課題を先延ばしにしないでメリハリのある充実した生活を日々送れば人生が豊かになるんだよ、と教えてくれているのです。
さてさて、政界ではサナエ首相が次期国会での冒頭解散を匂わせたことで、にわかに賑やかになってきました。
勢いのあるうちに選挙に勝ってねじれを解消しようという思惑なのでしょうか!?
そういえばゲル前首相は、早期解散はしない、政治とカネには目をつぶり、農政はグズグズ、物価対策は先送り、退陣は駄々をこね、、、
これ以上はないだろうというくらいセンセー達のお家芸「先延ばし」を発揮していましたよね。
そんな議員の先延ばし体質に辟易していた国民がサナエ首相の行動力に期待しているから今の高い支持率につながっているんでしょうね。
早速「物価対策が喫緊なのに政治空白を生む」と“批判だけの野党”のセンセーが咬み付いていますが、そのスピード感、本来の政策に活かせばいいのに、、、
もう、ホント、政治の「ぐうたら」はやめて欲しい<(`^´)>
センセー、今日できることは頑張って今日のうちにやっちゃいましょう!!
泉下で狐狸庵先生が怒ってますよ〜〜!