今日は阪神淡路大震災の発生日。あれから31年が経ちました。
今月6日には島根県東部で震度5強の地震が起きて大変驚きました。
正月早々ということもあって能登半島地震を思い出された方も多かったのではないでしょうか。
被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
山陰地方はプレートや火山帯の少ない地域なのであまり地震のイメージはありませんでした。
あらためて、列島に住んでいる以上何処に在っても備えを怠ってはいけないんだと思います。
昨年は鹿児島県十島周辺(トカラ列島)で群発地震が続きました。
そして呼応するかのように秋に宮崎と鹿児島の県境に連なる霧島山系の新燃岳で噴火が起きました。
「日本書紀」といえば、「古事記」と並び伝存する最も古い史書のひとつですが、、、
神話の時代、神が降り立ったのが宮崎と言われ、日本はここに誕生し、人の時代が始まったとされています。
日本書紀の654年の記述にこうあります。
「吐火羅国(とからこく)の男二人、女二人、日向(ひゅうが)に流れ来たれり」。
吐火羅国とはどこかの外国との意見を持つ学者もいますが、音が示すように今のトカラ列島というのが通説になっています。
火を吐くという国名は、大隅国(鹿児島県)からトカラ列島にかけての活火山帯の様子からこの字を当てて名づけられたのでしょうね。
火山活動によって隆起して島ができる様は、イザナギとイザナミがかき混ぜて滴り落ちた塩で地面ができた神話を想起させたのかもしれません。
有史以来、日本が地震や火山活動と共にあったことがわかります。
ちなみに、、、
その昔、火山や火の神を「カグ」と呼びました。
カグによって生まれた島…… これが鹿児島の語源だそうですよ。
鹿児島県民が桜島に畏敬の念を抱くのは、それが神によって造られた山だからなのかもしれませんね。
神話から離れて地震や火山活動を科学的に見れば、それは地球の営み。
先日の島根、昨年のトカラ、そして31年前の神戸、いづれも古代から続く活発な地質活動の一部なのでしょう、、、
太古の昔から、地震や噴火、水害などの自然の脅威にさらされてきた私たち。
もしかしたら、次の揺れは明日、ここ群馬で起きるかもしれません。
先程、テレビニュースで神戸市東遊園地に設けられた「1・17のつどい」の会場の模様が映し出されていました。
灯篭でつくられた「つむぐ」が私の心を震わせます。
震えるのは地面じゃなくて心だけにしてほしいものです。
みなさん、くれぐれも「備え」だけは怠りなきよう――