昨日はEGOTについて書きました。
優れた舞台を顕彰するのはトニー賞ですが、昨年6月に選ばれた作品や受賞者の顔ぶれは実に多彩でした。
栄冠は「パーパス」で、作者のブランデン・J・ジェンキンスさんは黒人。
黒人の劇作家のトニー賞は1987年以来の快挙で、さらにすごいのはこの作品でピュリツァー賞にも選ばれているんです。
脚本賞のヒュー・パークさんは韓国人。
演劇主演男優賞を射止めたのはコール・エスコラさんで、性自認が男女どちらでもないノンバイナリーを公表しています。
正に、トランプ大統領が嫌悪感を示す「多様性に富んだ」授賞式だったのです。
昨日、書いたグラミー賞然り、トニー賞然り。
「多様性」こそが、エンターテインメントを面白くし、強靭にするのです。
そして、社会を豊かにしてくれるのです。
やっぱり「ジョン・F・ケネディ舞台芸術センター」の名称にはトランプはふさわしくないよなあ。
なにが「トランプ・ケネディセンター」だよ(`´)
さて、日本の演劇界では昨年、仲代達矢さんがお亡くなりになったのは記憶に新しいことですが、、、
仲代さんが立ち上げた「無名塾」は半世紀に亘り数々の名優を輩出してきました。
私がずっとお世話になった学習塾の先生は、仲代ファンで勝手に「無名塾」と名付けていました。
私が通っていた50年以上も昔は、名も無く、ホントの無名の塾でした(^O^)
先生は5年ほど前に鬼籍に入られているので、年末には、推しの仲代さんに会えたかなあ、、、
私、最近は映画ばかりで演劇はトンっと観ていません。
東京に住んでいれば小劇場などもたくさんあって舞台演劇も楽しめるのだろうけど群馬じゃなあ、、、
私がサラリーマンをしていた頃は、労演(勤労者演劇協議会)というのがあって、職場の福利厚生の一環で安く定期的に演劇を観賞することができたんです。
劇団の方も労演巡業で全国各地を回ってくれたので、群馬に居ながら様々な劇団・演劇集団の舞台芸術に触れることが可能だったのです。
しかし、時代が進むにつれ娯楽が多様化。
劇団の数も減り、労演の地方支部の解散が続きました。
「時代の流れ」と言われればそれまでなのですが、地方に暮らす者として気軽に演劇を観ることができなくなったのは寂しいかぎりです。
たまには上京して、劇場や寄席に足を運びたいなあ、、、
少しでもフットワークが良くなればいいんだけど(T_T)