2025年03月15日

アニバーサリー


今日、3月15日はるしあんの誕生日。
おかげさまで満12歳を迎えました。

これまでやってこれたのは、みなさまのおかげです。
心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご愛顧、お引き立てをいただければ幸甚です。



ふりかえれば……
開店時は女房が生まれて数か月のミラをおんぶしながら厨房に立っていました。
そのミラも来週、小学校の卒業式に臨みます。
るしあん開業はまるで昨日のことのようですが、孫の成長を見れば長い時間が流れたんだなあと感慨深いものがあります。

私自身もオープン当初は元気溌剌で、カフェの営業や農業、木工細工を休みなくやっていましたが、、、
今や、腰痛でヒーヒー言いながら日々をやっと過ごす有様。
これも12年という時間の為せる技なのかもしれません。



今、部屋に流しているBGMは竹内まりや。
優しい歌声が流れています。
ちょうど、“過ぎ去った時間は大切な宝物、なつかしく蘇る”なんて、私の心境を歌ってくれているかのよう、、、
“本当に大事なものは隠れて見えない”
ささやかな幸せを大切にしていこうと思います。



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(ブログ第1号の写真:真っ白のアプローチ)
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(ブログ第1号の写真:おねえちゃんになったサラ)




今宵は千葉佐原の銘酒「すいごうさかり」の封を切りました。
特別な日に飲む約束だったので。

昨秋、千葉に住む親戚からいただいたお酒なんです。
幼少の頃からまるでホントの妹のようで、、、
この歳になっても可愛くてv (^^*)



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温暖な地域で果たして美味しく仕込めるんだろうかと半信半疑でしたが、いやあ、実に美味しい。
やっぱり仕込みは水が命だなあ〜。
香り立ち、味もまろやか。
飲んだあとの鼻腔に残る香りも心地いい。


おかげさまで、ちょっと贅沢なアニバーサリーとなりました (*^_^*)ウィ~~











posted by るしあん at 18:43| Comment(0) | 日記

2025年03月14日

おべんきょーしよー


今日は言葉の勉強をしてみよう!


百聞は一見にしかず

【意味】
人から話しを100回聞くよりも、実際に自分の目で見る方が確かであること。

【具体例】
野党が「政治資金規正法はザル法で抜け穴だらけだ」と100回非難の声を上げるよりも、
ゲル首相が新人議員に10万円の商品券を配り、いけしゃあしゃあと「違反ではない」と言い切る様を国民に見せつける方が、規正法がいかに杜撰(ずさん)であるかということがよく解かる。



裸の王様

【意味】
周囲の人が忠告をしないので、物事を自分の都合のいいように解釈し行動する人。

【具体例】
「政治団体ではなく政治家個人に直接金品を渡したら規正法違反に問われるのでやめた方がいいですよ」とアドバイスしてくれるブレーンが誰一人いないので、「みんな、これでボクについてきてよ。あっ、これ、あくまでも慰労だから!」と思い込んで商品券をバラまくひとりぼっちの寂しいゲル首相。


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化 石

【意味】
太古の生き物の遺骸が地層中に埋もれて保存されたもの。
転じて「古めかしい、凝り固まった、前時代的な」という意味で使われるスラング。

【具体例】
時代は令和、「政治とカネ」に国民の厳しい目が向けられているにも関わらず、相変わらず昭和の「角栄的金満政治」を踏襲し「カネは力」と信じてやまない政治家のセンセー。



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いい子のみんなぁーー!

こんな大人にならないように、おべんきょーしよーねー!!









posted by るしあん at 22:09| Comment(0) | 日記

2025年03月10日

ラーメン一杯2,000円也


大阪関西万博の開催がいよいよ秒読みになってきましたね。
半世紀前の大阪万博は、貧乏な我が家は連れて行ってもらえず、今回は「仇打ち」のつもりで絶対行くぞぉ、、、と、このブログに書いたのは数カ月前のこと。
あれからチケット販売は相変わらず芳しくないようで、先日はついに「当日券」の販売をすることが決定されました。
「あれだけすったもんだして、結局売るんかぁ〜い」、思わずツッコミを入れたくなるような発表でしたね。
昨日、朝の情報番組を見ていたのですが、司会の女子アナの鋭いツッコミにヨシムラ知事が焦って目が泳ぎまくって面白かったです、、、
うろ覚えですが、こんな感じ、、、

ア:「ラーメン1杯が2千円もするんですが知事はどう思いますか? 高いとお感じになりませんか?」
吉:「特別な会場で食べるラーメンということで、まあ、妥当かなぁと、、、」
ア:「海外からの観光客には妥当かもしれませんが、日本人には高くて手が出ないかと。」
吉:「大阪の街はいろいろな食文化がありますので、そちらを楽しんでいただくこともよろしいですし、会場はお弁当を持ち込むこともできます。」
ア:「大阪といえば値切るのも、楽しい文化のひとつですが、それでは2千円のラーメンも値切ればまけていただくことも可能なのでしょうか?」
吉:「あぁ、いや、それはちょっと、、、 無理かなあと。」

万博の話題で、ラーメンを深掘りしてここまで突っ込まれるとは思ってもいなかった知事。
若い女の子の率直な疑問や意見をぶつけるアナウンサー。
二人のやりとりに思わず吹き出してしまいました。



それにしても、、、
入場料はバカ高いし、ラーメンも1杯2千円かあ、、、
周辺ホテルは便乗値上げ、、、 大阪までの交通費も結構かかるしなあ、、、
いろいろ考えると、どうもこりゃ「仇打ち」は無理かも (;▽;)
女房は「万博より九州の孫の所に遊びに行く旅費に充てようよ」なんて言い出すし。

で、結局、あわてず様子見して、始まってからの模様で行くかどうか決めようということになりました。



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1杯2千円のラーメンを高いと感じる日本人と妥当な値段と感じる外国人観光客。
ここまで日本は世界から遅れてしまったのかと悲しくなってきます。
つくづく日本経済の「失われた30年」で失ったものの大きさが身に沁みます。

思い出されるのは野中郁次郎一橋大学名誉教授の言葉。
残念ながら、先月25日にお亡くなりになりました。
ベストセラー『失敗の本質』では、日本軍の敗因を分析して論評しているので近代史の教授と思われる方もいると思いますが、日本を代表する経営学の大家です。
その野中教授が「失われた30年」の原因をこう語っているのです。



――日本企業が競争力を失ったのは、人間の野性味から出る創造性や実践的な智恵を大事にしなくなったから――

かつて日本企業は経営陣や平社員、ベテランや若手社員など関係なく画期的な商品の開発を目指して議論を尽くす企業文化がありました。
それを通じて、優れた“暗黙知”が結集したのです。
暗黙知とは、個々の社員が仕事を通じて身に付けた知識やノウハウなどを指します。
それが、バブルの崩壊を機に大きく変わってしまいました。
経営者は「目先の利益」に固執し、社員を単なる「コスト」と考えるようになったのです。
コストと考えるから、リストラ(リストラクチャリング)とは本来、組織や事業構造を再構築することを指すのですが、単なる“首切り”に終わり、業績が回復することができないのです。
これこそが、デジタル時代に乗り遅れた日本企業の「失敗の本質」なのでしょう。



ここ群馬では、眼鏡屋の社長さんなどが中心となり民間主導で毎年「イノベーション・アワード」が開催され、行政も強力にバックアップしています。
結果、新しいアイディアやビジネスチャンスが生まれ、起業する人、ニュービジネスを取り入れる企業などが現れ、地域経済の活性化に一役を買っています。
また、高校生なども積極的に参加して、若い世代の起業精神の向上にも寄与する取り組みになっているようです。
この大会の素晴らしい点は、まさに「知の結集」なのです。

地方発の“技術革新”が日本を元気にしていく――こんな風に考えるとワクワクしてきますよね。

そして、誰もが2千円のラーメンを普通に堪能できるようになればこんなに嬉しいことはありませんヽ(*´∀`)ノ



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「イノベーションは科学技術によってではなく、人間によってもたらされる」
野中教授の最後の言葉です。




日本企業の復活を願う教授の遺言を政治家のセンセー達はどう聞くのだろうか。













posted by るしあん at 00:03| Comment(0) | 日記