「女王様、百姓どもにはパンがございません。」
「そうか、ではケーキを食べるとよい。」
これはかの王妃マリー・アントワネットの言葉だそうです。
が、、、実は、王妃がこのようなことを言った記録はなく、ルソーが著書で述べたことが誤って後世に伝えられたようです。
今でも、王族や政治家が一般庶民と考え方や価値観が乖離している時に「パン⇔ケーキ」が引き合いに出されるんだから、マリー・アントワネットも草場の陰で嘆いていることでしょうね。
「大臣様、庶民どもには高くてコメが買えません。」
「そうか、ではおコメ券を配るとよい。」
こんな場当たり的な発想なのか、コメの小売価格が下がるような施策を考えもせず国民のご機嫌取りをして一体何をやってんだか。
記憶に新しいのはコロナ下での宿泊補助。
補助金が出るのをいいことにチャッカリ宿泊料金を値上げしていた宿泊施設も少なくありませんでした。
私なんぞおコメ券が配られるのをいいことにチャッカリ販売価格を上げちゃう小売が出てくるんじゃないかと穿(うが)った見方をしてしまいます。
まっ、さすがに露骨な値上げは無くたって、おコメ券のおかげで高止まりは続くのは明らかです。
発行元のJAや全米販は「利益誘導」の批判に晒されたので、さすがに発行券にもうけを乗っけるのはあきらめたようですが、、、
すでに、配布しないことを表明している自治体も出ており、政府と地方の“乖離”が顕在化してきています。
私のような自給自足のコメ小作農にはおコメ券は必要ないんだし、JAで肥料に交換してもらえれば嬉しいんだけどなあ。
いや、今の時期ならマリー・アントワネットじゃないけど「ケーキ券」をもらった方がありがたいナ……
まっ、この暮れに来て“あーじゃねえ”“こーじゃねえ”と話しがまとまらないんだから、配られるとしても2〜3月ってとこか!?
お年玉にもなりゃしない。
政治家にスピードを求めること自体、無理筋なお願いなんでしょうね。
スズキ農水相がマリー・アントワネットに見えてしまう今日この頃――