2025年02月13日

ラジオのはなし


今日は「世界ラジオデー(World Radio Day)」。
第二次世界大戦が終わった半年後、国連がラジオの国際放送を始めたことを記念して、2012年に国連総会で採択された国際デーです。



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今やネット全盛でラジオから情報を得る人は少なくなりました。
ただ世界を見れば、紛争地帯や自然災害に見舞われた地域ではラジオが生命線になっています。
また、開発途上にある国や地域然り。
テレビやスマホのインフラが整備されていなかったり破壊された地域では、ラジオが情報を伝え、孤立した人への孤独感の癒しにもなっています。

SNSではデマも拡散され、玉石混交の情報に振り回されてしまう危険性もあります。
青春時代をラジオの深夜放送で過ごした私にしてみれば、今日の日を機会にもう一度ラジオの存在に目を向けて欲しいなあと思います。

ラジオなんて聴いたことがないという若い人はポッドキャストでお気に入りの番組を探してみるのもいいかも。
そこからラジオを身近に感じられるようになるかもしれません。
私の場合はもっぱら百姓仕事のお供ですから、農閑期の今は日中に聴くことは少なくなっていますが、ベッドに入ってからラジオアプリで世界の色々な国のFM番組を聴くのも面白いですよ。
エクアドルやカナダ、オーストリア、東南アジアの国々など、若い頃に訪れた国の流行りの音楽や民族音楽を聴きながら、帰らぬ日々に思いを馳せ感傷に浸るのも一興です。



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日本で初めてラジオ放送が行われたのは1925年3月1日。
今年は100年のメモリアルイヤー、あと2週間もすれば日本のラジオは満100歳の誕生日を迎えます。
この初放送が2年早ければ、、、関東大震災の時(1923年)に普及していれば、被害は少しは軽減できたのかもしれません。
情報が無いばかりに火災旋風に巻き込まれてしまった大勢の人々、流言飛語に惑わされて発生した虐殺などなど、、、
正確な情報を得られれば失われずに済んだ無辜の命はたくさんあったはずです。
1世紀前の放送開始と同時にラジオが爆発的に普及したのは、この関東大震災における情報飢餓があったからなのでしょうね。




今、サラは期末試験を控えて勉強に一生懸命です。
イヤホンをしているので何を聴いているのかを尋ねると好きな音楽をストリーミングで聴いているとのこと。
今どきだね〜 (-。-)y-゜~♪゜

私は、今のサラの頃から深夜放送が大好きなラジオ少年でした。
ラジオでビートルズやクイーン、Lツェッペリン、Dパープルに夢中になったのです。
音楽情報やアイドルの近況、そしてニュースなどもラジオで仕入れていました。
好きな番組に葉書を書いたりして、、、
番組にコミュニティーができるのもラジオの魅力!!




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ブログを書きながら聴いている今のBGMはクイーンの『ラジオ・ガ・ガ』。
この曲はロジャー・テイラーが書いた「ラジオへの回顧と応援歌」のようなもの。
「耳から入ることの大切さってあるんだぜ。
脇役なんかにならず、パワーを持ち続けてくれよ。
まだまだ愛される存在なんだぜ!」
観客と一体となって歌い上げるフレディーのパワー、カリスマ性には今もゾクゾクします。










posted by るしあん at 21:16| Comment(0) | 日記

2025年02月07日

AIのはなし


最近、パソコンで検索をかけると先頭に「AIによる概要」が多くなってきました。
私の場合たいていグーグルの検索エンジンを使うので、賢いAIが“グーグル・ナレッジグラフ”の情報から収集・集約して教えてくれているんでしょうね。
なんとも、まあ、すごい時代になったものです。

今、中国のAIが世界の話題をさらっています。
私がAI(アイ)を捜したって、AI(エーアイ)になっちゃうわけだ(-。-)y-゜゜゜

さて、この中国産AI「DeepSeek(ディープシーク)」は、今やAI覇権を握るアメリカを脅かす存在になっているそうです。
強みは何といってもその安さ。
ビッグ・テックと呼ばれるアメリカ企業のAIの10分の1の価格だそうです。
うかうかしてると、いつの間にか世界はディープシークばかりになっちゃうかもしれません。

このディープシーク、すごいのは、なんと「中国共産党に“忖度”するAI」なのです。
朝の情報番組で記者が実験をしていたのですが、これが実に面白いのです。
面白いというか“怖い”という方が適当かもしれません。
記者が日本語で質問すると、ディープシークはちゃんと日本語で答えてくれるのですが、、、

記者:習近平について教えて
AI:今のところ、その質問にはお答えできません

記者:中国共産党について教えて
AI:現在、回線が混み合っています(中国語で表記)
記者:ねえ、なんで教えてくれないの
AI:現在、回線が混み合っています(中国語で表記)

こんな具合に、中国の政治体制に関わる質問には一切答えないんです。
さすが中国製と笑ってばかりはいられません。
こんなのが世界に蔓延(はびこ)ってしまったら、国の機密情報が抜き取られる危険性だってありますからね。



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同番組で解説していたAI問題研究家が言うには、
「アメリカのAIにも同じ危険性があることを知っておくべきで、AIの利用にどの程度の規制をかけるかを世界で話し合わなければならない。」
とのこと。
そして、さらに、
「AIを使った情報窃取も気がかりだが、既に“翻訳アプリ”を使った窃取が行われている。
会談に翻訳アプリを迂闊に使ってしまったために某国に機密情報を掠(かす)め取られた事案も発生している。」



なんか空恐ろしくなる話しばかりですよね。
こうなってくると、AIばかりかアプリまで信用できないことに、、、
便利さを享受するには、それなりのリスクを覚悟しなくてはいけないということなのだろうか。



もしかしたら、近い将来、ターミネーターに描かれた世界が現実になるのだろうか。

くわばら、くわばら、、、






お題目は、
昨日:AI(アイ)のはなし
今日:AI(エーアイ)のはなし
と読んでください(≧∇≦)/







posted by るしあん at 18:13| Comment(0) | 日記

2025年02月06日

AIのはなし


普段、あまりNHKを見ない私ですが「朝ドラ」だけは欠かさず見ています。
夫婦で朝ドラ談義をしていると娘から「年とったねえ」と冷やかされますが (^^ )
10年程前だったかなあ、南こうせつのライブに行った時、歌の合間のトークが朝ドラの話しで、、、
観客はその話しで大笑いしているのですが、当時は朝ドラどころかNHKをまったく見ていなかったので全然話しについていけなかったのです。
そんな私が見るようになったきっかけは、南こうせつではなく脊柱管狭窄症の手術を受けて入院中に「まんぷく」を同部屋のおじさんと見たこと。
暇な入院生活でおじさんと即席ラーメンの話題やら何やらどうでもいいような話しで時間を潰していたのです。
以来、“習慣化”してしまいました (-。-)

中には惰性で見てたドラマもありましたが、「エール」「カムカムエヴリバディ」「ブギウギ」にはドハマリしたもんです。
女房いわく「単に“音楽もの”が好きなだけなんじゃないの!?」。
言われてみれば、たしかにそうかも、、、



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今、うれしいことにその「カムカムエヴリバディ」が昼に再放送されていて、、、
AIが歌う主題歌「アルデバラン」はやっぱいいなあ〜。

先日のこと、久しぶりにフルコーラスを聴きたくなって検索をかけたのです。



ところが、、、出てくるのは、、、

[AI(アイ)ではなく、AI(エーアイ)ばかり]

という、なんのオチも無いお話しでした、チャンチャン!!









posted by るしあん at 21:21| Comment(0) | 日記